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役に立たない書歴・賞歴。

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

営業視点で見る、書道という商売の話をもっとしていきたいなー、と思った2020年。

私は少子高齢化世界一の秋田で書道教室で生計を立てているわけですが、

当然、商売のことはシロウト同然。
シロウト同然なりに本を読み、考え、実行し、また本を読み…とやってきました。なんといっても参考になるような前例がほとんど無い。

書道を仕事にするということ。

現在、うちの教室は生徒数を維持しており、やや微増しているところ。

年末にはNHKやフリーペーパーからの取材も受けたりとそれなりに効果は出ているのかなと。

とある日、

https://twitter.com/Yusuke_hirosima/status/1217239912388235265?s=09

twitterにてこんな投稿があったので、これを私はリツイートしまして。

これ、俳句を書道に置き換えるとまるで同じことが言えるんです。

「書道で生活していきたい」と思っている人は一定数いらっしゃると思いますが、

私がここ数年、その界隈を見ていると、

「みんなうますぎる」

と感じます。

書道がうまいのはわかった。私が見たいのはその後どうするか?ということなのです。私だってまだまだ参考にしたい。

書道の腕を磨くことはとても大事ですが、

その腕をどうやってお金に変えていくか、

書道で生活したいならそこを最も考えなければいけません。

これは営業の力。

書道の実力を計るのに、書歴・賞歴を出すことがあります。俳句の方もおっしゃっていましたが、お客さんになりうる一般のみなさんは「書道がうまいかどうかにはさほど興味はない」のです。

「この人うまいなー!すごいなー!」と思うのは同業者のみ。

なので、やれ何段だとかやれ○○展でナントカ賞だったとかいっても稼ぎにはつながらない。

書道の腕はそこそこでいい。

「書道で生活したい」と思っている人は、自分の書道をどうやって売り込むかを考えないといけない。

展覧会や昇段試験は腕を磨くには絶好の場ですので売り込むことを考えながらもやっていけるはず。

しかし腕を磨くばかりではいつまでたっても将来「書道で生活する」には近づかない。

ということを頭に入れておきましょう。

じゃあ何をすれば?

ひとつアドバイスをするならば、「将来、書道で生活していく!」という前提でアカウントを作り、SNSをバンバンやっていきましょう。

これなら腕を磨きながらもできそうですよね?

しょうじ書道教室でした!

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