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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2017年おさらい

前年の屈辱的な敗戦から明るいニュースが。同年4月「ムネリン」こと川崎選手が帰ってくることに、そして「親方」ことアルフレッド・デスパイネ選手が入団。6月末に支配下となったリバン・モイネロ選手。4.5月は相次ぐ故障者の影響で不振だったが6月以降順調に勝ち進み気が付けば2位西武と13.5ゲーム差でリーグ優勝。前年の鬱憤を晴らすかのような輝かしい戦績を収めた2017年以降の補強ポイントと育成ポイントとは?2017年のドラフトを振り返っていきましょう

第53回ドラフト:2017年
1位 吉住晴斗 選手

鶴岡東高等学校卒、ホークスドラフト史でなぜ一位だったのか?と博多とネット界隈がざわついた指名。一説によると現阪神タイガースの高橋遙人投手と間違った説がさらに賑わす。2021年シーズン後戦力外通告。

2位 高橋礼 選手

専修大学卒、188 cmのアンダースローピッチャーで140km/hのストレート、シンカーを武器に2019シーズンは12勝するもその後怪我やフォームの崩れの影響からかロングリリーフでも結果が芳しくなく苦戦している有望株。再度140越えのストレートが投げれたらロマンのアンダースローである。

3位 増田珠 選手

横浜高等学校卒、「熱男」のカバーコールである「増男」パフォーマンスで知られるムードメーカーである。高校通算33本塁打でリストの強そうな打撃フォーム、アグレッシブな守備も魅力的な一人。2018年3軍で打率3割越え、2019年ウエスタンで打率.278と順調なステップアップするも2020年右手首の手術からパフォーマンスを落とす。2022年夏場1軍主力がコロナウイルスや怪我の影響で相次いで離脱したことから1週間弱筑後ホークスとして健闘した。魅力的な性格とプレーから今後の期待する若鷹である。

4位 椎野新 選手

国士舘大学卒、196 cmの恵体ドラフトの一人。2019シーズンリリーバーとして活躍、2020年シーズン以降右肩の不調により2軍暮らしが続いている。

5位 田浦文丸 選手

秀岳館高等学校卒、2017 WBSC U-18ワールドカップにてチェンジアップを武器に活躍する。2018-19シーズンウエスタンで安定的な成績を収めると2019シーズン7月9日1軍へ。数試合好投するも枠の問題で抹消を繰り返し不安定に。2020年シーズンは腰のコンディション不良や左肩痛に悩まされ登板無し。数少ない珍しい軌道のチェンジアップピッチャーなだけに今後の活躍を期待しよう。

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育成の部
育成1位 尾形崇斗 選手

石川高等学校卒、最速152kmの直球とスライダー、フォークP。雄叫びをあげ力強い投球スタイルが持ち味。2020年3月16日に支配下登録、2021シーズンリリーバーとして登板8。先発か中継ぎか、今後どのポジションで勝負するのか期待される投手。

育成2位 周東佑京 選手

東京農業大学北海道オホーツク卒、一塁到達タイム3秒69とNPBでもトップレベルの走力を誇る。ホークスユーキリティープレイヤーの一人。2019年3月26日に支配下登録、同年盗塁成功率83.3%と驚異の数字をたたき出す。同年11月第2回WBSCプレミア12に出場、代走大会最多の4盗塁をマーク。2020年後半からレギュラーへ、シーズン50盗塁を記録。2021年は打撃不振に陥り、右手、右肩を負傷するも2022年シーズン途中から復帰し活躍を続けている。

育成3位 砂川リチャード 選手

沖縄尚学高等学校卒、現鷹ロマン砲である。188 cm117kgと4番バッターの風格があり2020-21年ウエスタンリーグでの最多本塁打を記録。2020年3月16日支配下登録。2022シーズンウエスタンリーグ10月1日時点で29号を記録しており2023シーズン1軍での活躍が期待される。

育成4位 大竹耕太郎 選手

早稲田大学卒、2018年ウエスタンリーグにて22試合に登板し8勝0敗防御率1.87、7月29日に支配下登録される。投球術、コントロール、和田選手を彷彿とさせるフォームなど野球脳が高いサウスポー。球速が課題とされるも魅力的な投球術を武器にもう一花咲かせて欲しい選手。

育成5位 日暮矢麻人 選手

立花学園高等学校卒、抜群の身体能力を期待された外野手。2020年11月戦力外に。

育成6位 渡辺雄大 選手

新潟アルビレックスBCより入団、サイドスロー左腕でスライダーはTVの画面を見ていてもかなり曲がっている球筋が確認出来る。2018-2019シーズンはウエスタンリーグで優秀な成績を収める。2020年8月31日、支配下登録。同年9月左肘靱帯の一部損傷し2021年10月戦力外になるも翌年阪神タイガースへトライアウトにて移籍。

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2016,17年と変則フォームの投手を相次いで獲得しております。コーチングなどの問題で中々大成しにくい意見がある一方で一度ハマルと息が長い投手(ホークスのカヤマ投手、元西武の牧田投手、元ロッテ、渡辺投手)もいますが育成方針やポジションの兼ね合いもあるでしょうね。2017年シーズンは言わずと知れた清宮世代。7球団競合の清宮選手、履正社のスター現ロッテの安田選手、広陵高校の捕手広島カープの中村奨成選手など高校生がドラフトを賑わせておりました。中でも九州学院の村上宗隆選手小生もノーマークでしたが九州勢なので獲得しとくべき・・・・なんて後の祭り。次回は2018年のドラフト振り返ります。

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