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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2021年おさらい

2020年はぶっちぎりのリーグ優勝、クライマックス制覇し日本一になった年。世界情勢が振るわない中福岡県民と全国のホークスファンが歓喜に酔いしれました。工藤政権最終章、次期監督候補小久保ヘッドコーチが入団し日本一連覇と期待されていたシーズン。結果は4位と最終年残念な結果に、守護神である森投手の離脱、千賀・マルティネス・石川以外の先発が奮闘できなかった、ベテラン野手の不協和音含め投打が珍しく噛み合わなあったシーズンでした。若鷹から三森選手と栗原選手が戦力として台頭するも今後の補強ポイントとは?ホークス野手、投手陣の新陳代謝がキーとなるドラフトいざ振り返って参ります。

第57回ドラフト:2021年
1位 風間球打 選手

ノースアジア大学明桜高等学校卒、最速157km/hの速球右腕。高校生BIG3の一人で球打と名付けるほど父上が野球ファン。兄弟全員「球」の名が入っている、2022年シーズン右肘の張りと右膝の違和感の為リハビリ中、今後のエース候補として期待したい。

2位 正木智也 選手

慶應義塾大学卒、高校時代通算50本塁打を達成、6大学リーグでも打の指標が高いスラッガー。2022シーズン一軍に上がっており柳町選手同様外野で期待される野手の一人だ。

3位 木村大成 選手

北海高等学校卒、最速150km/h左腕。1年からベンチ入り、2年秋からエースで150km/hを記録。風間選手も期待するが彼のスライダーとチェンジアップはパフォーマンスが高い。

4位 野村勇 選手

NTT西日本より入団、守備を評価されているユーキリティープレイヤー。内野のバックアッパーを期待されてか良い意味で不意を突いた獲得。社会人時代のスコアを見ても、守備専?と疑問を抱いたが流石ホークスのスカウト陣。2022シーズン、新人10本塁打とパンチ力が魅力の選手だった。内野手争いを楽しみにしてくれた一人。

5位 大竹風雅 選手

東北福祉大学卒、昨年の佐藤投手のように怪我を認識して獲得した選手の一人なのか?入団後トミージョン手術、今後育成になるのではとネット界隈で話題になっている。

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育成の部
育成1位 藤野恵音 選手

福岡県立戸畑高等学校卒、北九州の強豪校のショートを獲得。野村選手堂由生守備が良い内野手の獲得か?俊足強肩の選手。

育成2位 川村友斗 選手

仙台大学卒、181cm90kgと恵体強打者。現ホークスの津森選手から満塁ホームランを打った経緯がある。

育成3位 井崎燦志郎 選手

福岡県立福岡高等学校卒、大学進学予定だったが育成入団。福岡高校から直接のプロ野球入りは井崎選手が初めて。

育成4位 三浦瑞樹 選手

東北福祉大学卒、同大のエースで津森選手の後輩にあたる。リーグ戦39.1回連続無失点を記録しており完成度が高い左腕で2023シーズン支配下有力候補でしょう。

育成5位 田中怜利ハモンド 選手

帝京第五高等学校卒、3年夏の愛媛県大会は将来性を評価されて7球団8人のスカウトが訪れるなど注目右腕であった。今後の活躍が期待される。

育成6位 加藤洸稀 選手

滝川第二卒、縦横2種類のスライダー、最速141km/hと高い将来性が魅力の左腕。

育成7位 山崎琢磨 選手

石見智翠館卒、3年時夏の予選決勝・大社戦で15Kノーヒットノーランを記録している。将来先発の一角として期待したい選手。

育成8位 佐久間拓斗 選手

田村高校卒、183cm99kgとパワーヒッター体格の捕手。高校通算本塁打は35本。

育成9位 山本恵大 選手

明星大学卒、3拍子揃った大学時代4番を経験している。国士舘高時代は20本塁打、大学では25本塁打と将来のクリーンナップ候補として期待。

育成10位 加藤晴空 選手

東明館卒、捕手兼投手兼外野手経験者と極めて珍しい選手。

育成11位 滝本将生 選手

市立松戸卒、鋭く縦に曲がるスライダーが武器の右腕。

育成12位 三代祥貴 選手

大分商業卒、高校通算28発、長打力のある右の強打者。大分商業のキャプテンであり4番バッター。

育成13位 佐藤琢磨 選手

新潟医療福祉大学卒、元F1レーサーの佐藤琢磨と同姓同名であることがメディアでは話題に。

育成14位 仲田慶介 選手

福岡大学卒、50m6.1秒の俊足と遠投120mの強肩が売りの外野手でありスイッチヒッター。福岡大学に一般入学、ホークスにて育成選手最終獲得。

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風間球打投手を一本釣りと珍しくミーハー指名ドラフトがハマった格好に。正木選手、野村選手と外野と内野の即戦力候補を獲得。将来の左腕問題に木村投手と、育成選手乱獲と言われたかなり堅実なドラフトの結果なのではないだろうか。乱獲と言われるもの無理ではないがホークスでは2023年までに4軍創設予定であり選手寮も拡大する方向性で考えているようだ。とはいえ育成のホークス、芽が出る可能性を存分に増やす意味合いでは年々アップデートする結果なのではないだろうか。恒例の他球団を見渡すとホークス指名するかもと報道が出た地元枠隅田投手は西武へ、高卒では市和歌山高右腕小園選手は横浜へ、これまた獲得すると思っていた東北福祉大のエース椋木投手はオリックスへとなんとも予想出来ない結果となった。6大学、東京都下リーグ出身が多いようにも見えたが翌年首位、日本一奪回したいホークスにとってはFAも含め2023シーズンを見据えた補強を画作するだろう。次回は2022ドラフト会議予想と補強や将来的育成ポイントについて考えていく編でございます。


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