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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2020年おさらい

工藤政権の6年目、2020年1月前年支配下登録将来のロマンクリーンナップ候補オスカー・コラス選手が亡命するとの報道が。貴重なホークスキューバルートに暗雲が立ち込める。2020シーズンはコロナウイルスの影響により開幕が遅れ結果6月19日(金)より開催されたシーズンでプロのみならずアマ球界も思ったようにシーズンを消化できていないせいかドラフト今までのように選手の状態を追えない中開催されました。前代未聞のシーズン、各球団スカウト陣の手腕が試されるドラフト会議、いざプレイバック。

第56回ドラフト:2020年
1位 井上朋也 選手

花咲徳栄高等学校卒、卓越した身体能力が期待の井上選手を指名。近大の「サトテル」こと佐藤選手の外れ1位でございました、ギータらホークスクリーンナップの高齢化、長距離打者が獲得のポイントであっただけに佐藤選手の指名は妥当であったかと。井上選手は高校1年よりベンチの後レギュラー、高校通算50本塁打を掲げ力強いスイングで将来のクリーンナップ候補として育成予定。今後に期待です。

2位 笹川吉康 選手

横浜市立横浜商業高等学校卒、高校通算本塁打40本。高校時代投手兼外野手、彼も井上選手同様高卒恵まれた身体能力枠の一人だ。柳田選手のようにマンブリする姿は非常に魅力的、将来の主軸として成長してほしい一人。

3位 牧原巧汰 選手

日本大学藤沢高等学校卒、高校通算27本塁打長打も光る捕手。巧打の捕手が多いホークスだけに上位で指名される高卒捕手、かなり期待が大きい。

4位 川原田純平 選手

青森山田高等学校卒、強豪青森山田高校にて1年生の夏からベンチ入り、2年よりショートのレギュラー。170cm72kgと小柄だが高校通算15本塁打遠投110メートル、抜群の身体能力を誇る遊撃手。

5位 田上奏大 選手

履正社高等学校卒、元ホークス田上 秀則捕手の甥っ子。当時は二刀流などと騒がれたが投手に専念。投手経験は浅いが150km/h越えの速球を放ち変化球も多彩、今後ウエスタンで先発ローテーションで期待されるであろう。

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育成の部
育成1位 佐藤宏樹 選手

慶應義塾大学卒、メディカル問題に悩まれたホークスにとっては潔い左腕の獲得。大学1年時最優秀防御率のタイトルした左腕は育成2.3.4年と左肘のコンディションと闘って登板も少ない。入団後トミージョン手術を受け2021年以降勝負のシーズンとして育成入団。

育成2位 中道佑哉 選手

八戸学院大学卒、4年秋季リーグの青森大学戦でノーヒットノーランを達成した右腕。癖のあるフォームから150lm/hの速球とSFF、チェンジアップ左腕。貴重な支配下左腕候補、今後の成長を期待したい。

育成3位 桑原秀侍 選手

神村学園高等部卒、ホークスでは珍しい本格派二刀流右腕。高校通算17本塁打ながら150km/h近い速球を放つ選手、前代未聞の二刀流育成枠。どのような成長曲線を描くのか野球ファンとして注視。

育成4位  早真之介 選手

京都国際高等学校卒、高校通算29本塁打左投左打。走攻守のバランスが取れた育成外野手とのこと、先ずは3軍からステップアップへ。

育成5位  緒方理貢 選手

駒澤大学卒、内野・外野を守れるユーティリティープレイヤー。バッティングが良い為2023シーズンの支配下候補。

育成6位  居谷匠真 選手

明豊高等学校卒、2021年三軍を主戦場とし打率.191、0本塁打、7打点。牧原巧汰に次ぐ将来の捕手候補。

育成7位  大城真乃 選手

沖縄県立宜野座高等学校卒、沖縄大会では脅威の奪三振率を誇る左腕。宜野座の星としてオリックスの宮城投手の如く期待される投手。

育成8位  中村亮太 選手

東京農業大学北海道オホーツク卒、最速154km/hのストレートを武器に中継ぎとして期待される右腕。2022年シーズン7月1日に支配下、欲を言えば制球力をもっと上げて頂きたい。

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如何でしたでしょうか、他球団を見渡してみると大学卒業の選手が多い中高校卒業選手を5人とかなり強気のドラフトとなりました。社会人ではトヨタ現カープ栗林投手やENEOS現楽天の藤井選手、大学生では現阪神の佐藤選手、現楽天の早川選手、慶大で現ヤクルト木澤投手などメディアに取り上げられておりました。個人的に中大の現横浜牧選手、現楽天・東北福祉大の山野投手はホークスが獲得するのではと妄想しておりました。各球団将来のビジョンがあるのでしょうが、我ら育成の鷹。若鷹が今後どうなるのか、筑後ホークスに期待。次回は2021年を振り返ります。

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