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2023福岡ソフトバンクホークス前半戦


7月18日悪魔の9連敗から各メディアにて悲痛の報道が多くダイエー以来の歴史的惨敗、「鷹の災典」など近年稀に見ないゲームを展開いてしまった。しかしながらまだ3位、消える火もあれば灯る火もある通り勝負事には極端な結果が生じる。FDH時代から応援していた立場からしてまだまだ昔よりは強く、再起するタイミングは幾らでもあるのではないか。そんな気持ちから福岡ソフトバンクホークスの前半戦を冷静に振り返ってみようと思います。

投手の部

今シーズンはゴーストフォーク千賀投手が抜け、先発の柱不在と嘆かれるもロッテの守護神オスナ投手・阪神からガンケル投手が新加入した。またメジャーから元日ハム有原投手が加入、投手の補強は近年では活発化している方だとみてる。ドラフトは投手即戦力候補日本製鉄鹿島から大津投手、亜細亜大学から松本(晴)投手を獲得。

投手のパリーグ総合防御率(2023シーズン前半終了時)だけでみると4位の3.19、QS率(6イニング以上、自責点3失点以内)はワーストの41.46%いかに中継ぎに負担がかかっているかが分かる。ホークスの先発投手のQS問題は以前より嘆かれるも改善できない問題である、因みに1位のオリックスはQS率55.42%であり西武は60.24%である。

キューバーのセットアッパーモイネロ投手を欠く中後半戦どういった投手布陣でいくのか?先発は大関・東浜・石川・ジュニア・和田さん・有原、リリーフは津村・甲斐野・松本・大津・フミマロ・武田、守護神オスナ。

ジョーカーは先発から再転向するかも藤井投手、育成から支配下の木村光投手、サブマリン高橋礼投手、ルーキー松本(晴)だれがブレイクするか楽しみである。

野手の部

9連敗中得点不足に嘆いた打線は後半戦どう運用していくのか?新加入の近藤に加え、あまり出場しない元横浜峯井捕手、外国人トリオ、再加入デスパイネ、今のところ補強の当たり外れがある中で現況の野手陣の風当たりは非常に厳しいも打線は水物。揃って調子が悪い時は悪いのだ、ノーアウト1.2塁でも点が入らないときは入らない。

素人ながら気になるのは、右投手・左投手などの打線の巡りや好調だった野手を外す点に加え栗原選手の完全固定。ホークスは育成球団を掲げているもあまりに流動的でも無ければ、どちらかでいうと消極的だ。

上林選手や三森選手や川瀬選手、野村勇選手もそうだが当たってきたと思いきや次の日ベンチ、いつものスタメンの並びにといった現象が多く度々驚かされる。打席や守備での内容を評価されて一日一日変わるのかもしれないが少し非情にも見える。

デスパイネ選手も日本に来てからすぐ一軍、いきなり対応できるはずも無くキューバの至宝ですらさらにネガティブな心情になるだろう。栗原選手も開幕から好調だったが、リハビリ後シーズン通して出場して欲しい気持ちもあるが多少はお休みしても良いかと思う。

一つのグループや個々のメンバーが不調な時マネジメント論みたいな話になるのだが、上長がなにかプランを元にメッセージを出さないといけない。メッセージが野球でいうと打順なのか?投手攻略ミーティングなのか?精神論なのか?不明だが、根拠があって何か変わっているよ感を出してほしい。野手が打ってくれなければ?ここぞで点が入らなかった。などの言葉は必要無いと首脳陣に伝えたい。

最後に・・・

2023年シーズン後半工藤政権時もそうだが野球はピッチャー、オリックスは投手黄金時代と言われロッテも投手の水準をワンランクづつ上げていっており好ゲームを演出している。ルーキー大津や日本代表フミマロ、スチュアートなどフレッシュな顔ぶれがいるだけ有り難いがさらに良投手が這い上がって来るのを心待ちにしている。野手はイクミ選手とリチャードなどロマン砲挙げてみても良いんではないでしょうか。


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