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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2015年おさらい

2015年の福岡ソフトバンクホークス工藤政権一年目の年。福岡ヤフオク!ドームにホームランテラス初年度であり松田選手のパフォーマンス「熱男」が生まれたシーズンである。前年日本一、工藤政権一年目どうなるか期待されたシーズンだ。最終的に2位日ハムに12.0ゲーム差、クライマックス全勝、日本シリーズではヤクルト戦4勝1敗で日本一と絶対的な強さを誇った。工藤安徳は短期決戦強しと評されたのも初年度から。投手改革初年度、野手陣も脂がのったクリーンナップ、野球の勝ち方を知った指揮官が上手くマネジメントを行った結果に。絶対的の強者はどのような今後の陣営を考えたのか。振り返って参ります。

第51回ドラフト:2015年
1位 高橋純平 選手

岐阜県立岐阜商業高等学校卒、最速154/k右腕を獲得。顔良し、剛腕フォークピッチャーを獲得するも2018年まで怪我や調子悪化で活躍出来ず。2019年より6.7回のリリーフとして活躍する。ここ数年フォームをずっと模索するもなかなか掴めずにいる、抜群のポテンシャルがあるだけに活躍を期待したい。

2位 小沢怜史 選手

日本大学三島高等学校卒、最速152kmの速球を放つ右腕を獲得。2017年度一軍登板2試合のみ、初年度3軍が主戦場で2017シーズン以降ウエスタンで活躍するも2020年11月戦力外に。のちにトライアウトで東京ヤクルトに入団し活躍を続けている。

3位 谷川原健太 選手

豊橋中央高等学校卒、「ゴンゾー」の愛称で知られバッティングが良く鉄砲肩の捕手。近年外野での出場が多いが、投手以外のポジションを守るユーキリティープレイヤーの一人。2021シーズンより代走、守備固めにて出場数を増やしており今後どのポジションでレギュラーを獲得するのか楽しみな選手。

4位 茶谷健太 選手

帝京第三高等学校卒、小生が筑後ホークスで熱心に応援していた選手の一人。ショートが本職で鈴木大地や中村しょうご的な選手になるのではと期待しておりました。2018年11月育成の打診をしたが千葉ロッテへ入団。2019年12月25日に支配下登録。

5位 黒瀬健太 選手

初芝橋本高等学校卒、高校通算97本塁打の称号を持つ為右の大砲候補として期待され入団するも2018年11月20日に育成選手になる。2020シーズンまで三軍戦が主戦場だったが2022年7月28日に再度支配下選手になる。未完の大砲だが今後の動向が気になる選手。

6位 川瀬晃 選手

大分商業高等学校卒、癒され系の容姿、小柄な体格で鷹ファンからは「コボちゃん」の愛称で知られる。プロ入り後2017年までウエスタンを主戦場に活躍、2018年以降ショート・セカンドのバックアップとして活躍を続けている。

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育成の部
育成1位 野沢佑斗 選手

つくば秀英高等学校卒、サイドハンド右腕で癖のあるストレートが武器の投手。2018年までウエスタンで安定的な成績を収めており支配下寸前までいったが2020年11月戦力外に。

育成2位 野沢佑斗 選手

神奈川大学卒、サイドスロー変則左腕。2018年10月戦力外に。

育成3位 樋越優一 選手

東京農業大学北海道オホーツク卒、長打を期待された捕手。2018年10月戦力外に。

育成4位 中村晨 選手

ルーテル学院高等学校卒、2019年シーズン終了後戦力外に。

育成5位 渡辺健史 選手

飯塚高等学校卒、サイドハンド左腕。2019年高知ファイティングドッグス戦で完全試合を達成している。2年連続自由契約、更新を記録した選手。

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2015年は3球団競合の末獲得した高橋純平投手の記憶に新しいですね、高校生だと仙台育英⇒現ロッテ平沢選手、東海大相模の小笠原投手もメディアでは注目されておりました。個人的に大卒が魅力的だと感じた年で現オリックスの吉田正尚選手や現横浜の今永昇太投手、現楽天の茂木栄五郎選手は陰ながらマークしておりました。各球団の獲得ポイントと年度ごとに出て来る選手の運的な部分もあると思いますが長い目で成長を見守る、マネジメントをすることはかなり難易度が高いことで思わぬイレギュラーはスポーツビジネスの永遠の課題でございます。どうかドラフトで獲得された選手たち怪我が少なくなりますように。次回は2016年のドラフトをふりかえります。

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