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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2016年おさらい

2015年90勝49敗4分け勝率.647と絶対的な勝者が望む2016年シーズン。2015シーズンはデッドヒート感が無かったが2014年同様2016シーズンは日ハム栗山監督こと「ガッフェ」が11.5G差をひっくり返す大どんでん返しで2位でシーズンを終えクライマックスシリーズも日ハムに惨敗。日ハムのレアード選手、現メジャーの大谷選手がすこぶる怖かった記憶があります、有原投手も嫌だったな。屈辱な終わり方をしたシーズン後のドラフト会議2016年いざ振り返ります。

第52回ドラフト:2016年
1位 田中正義 選手

創価大学卒、大学3年のユニバーシアード代表×NPB選抜戦7打者連続三振を奪っており今だに動画サイト等で過去の栄光として語り継がれる。最速は156km/hのストレート、スライダー、フォークを操る。入団後右ひじ、右肩の調子が不安定であり怪我であまり登板出来ていない。

2位 古谷優人 選手

江陵高等学校卒、左腕のパワーピッチャー。「胸郭出口症候群」左腕の血行障害に悩まされるも最速160km/hの速球と驚異の奪三振率を誇るスライダーで近い将来活躍する投手になると思い描いていた矢先2021年オフ私物盗難被害の件で退団。魅力的なピッチャーだっただけに今後野球界に復帰して頂きたい投手。日本が駄目ならマイナーや中南米などでこっそり復帰してみたらと応援しております。

3位 九鬼隆平 選手

秀岳館高等学校卒、戦国武将九鬼嘉隆の末裔であることで知られお父さまとお母さまもアスリート。第11回 BFA U-18アジア選手権大会キャプテンで4番キャッチャーで優勝している。2017-2019年ウエスタンを中心に活躍、2019以降頭部死球や首の違和感などで怪我に悩まされている。若い捕手が2軍で台頭してきている為なんとか頑張ってほしい選手の一人。

4位 三森大貴 選手

青森山田高等学校卒、「軍師」の愛称で知られホークス内野陣ユーティリティープレイヤーの一人。2020年にウエスタン・リーグ首位打者賞と最高出塁率者賞を受賞している。2021年より1軍出場数が増え2022年正二塁手として活躍を続けている。若者では再現出来ない貫禄を持ち合わせている。

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育成の部
育成1位 大本将吾 選手

帝京第五高等学校卒、長打力が魅力の大型外野手と期待され入団。2020シーズンまで3軍戦を主体に活躍するも2020年11月戦力外。

育成2位 長谷川宙輝 選手

聖徳学園高等学校卒、最速153km/h左腕。2019年シーズンまで3軍戦で活躍するも同年育成選手再契約禁止期間中の11月11日ヤクルトから支配下登録選手として打診があったことが判明する。

育成3位 田城飛翔 選手

八戸学院光星高等学校卒、右左打ち分けるシェアなバッティングが魅力で焼成応援していた選手。2019年のシーズンスカパー!ファーム月間MVP賞の3・4月度の受賞選手に選ばれる。2020年シーズン調子を落とし同年11月18日自由契約を選択。

育成4位 森山孔介 選手

藤沢翔陵高等学校卒、身長187 cm大型遊撃手として期待され入団。3軍戦を主体に活躍するも2018年10月戦力外。

育成5位 清水陸哉 選手

京都国際高等学校卒、高校通算37本塁打投手として145km/hのポテンシャルを評価され入団するも2020年11月戦力外。

育成6位 松本龍憲 選手

崇徳高等学校卒、3軍戦を中心に活躍した遊撃手。3軍abg2割5分台だったのでそのうちウエスタンにと思っていた矢先2018年10月戦力外。

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2016年は5球団競合の末獲得した田中正義選手が入団し喜ばしいドラフトでございました、2年連続ミーハー路線と言われますが古谷選手は北海道ルートの努力の賜物であり九鬼選手は高校日本代表でも知名度が高い選手。今ではレギュラーを確立しつつある三森選手など捕手は抑えつつ先ず投手、内野手と言った堅実なドラフトだったのではないでしょうか。また他球団を見てみると大学ドラフトで知名度が高い選手中日の柳裕也投手、ロッテの佐々木千隼、白鴎大阪神の大山選手など注目されていましたね。今や日本の代表的な投手山本由伸投手も2016年のドラフト世代。個人的には横浜の佐野恵太選手や九産大出身の現ヤクルト梅野雄吾選手を獲得するのではと期待しておりました。とはいっても現在24歳の年の選手たち、今後の活躍を乞うご期待。次回は2017年のドラフトを振り返ります。


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