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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2011年おさらい

2010年のドラフトは大学卒の選手を2人、高校卒業の選手を9人獲得。2022年9月現在現役で続けている選手は5人。輝かしい成績を収める選手が多かった年でございました、2011年はどうだったのか早速振り返っていきましょう。

第47回ドラフト:2011年
1位 武田翔太 選手

2011年のドラフト1位は宮崎日本大学高等学校卒、「日南のダルビッシュ」こと武田投手を指名。2011年は東洋大学、現ロッテの藤岡投手や巨人の菅野投手、現広島で明治大学時代30勝・300奪三振を達成した野村投手など即戦力を期待される選手が多い印象でした。武田投手は代名詞である「ナックルカーブ」を武器にルーキーイヤー8勝、2013,14は怪我がちでしたが2015,16年は大エースの活躍で先発ローテーションに定着しましたが2017-2022年度重なる怪我やコンディション不良で、ローテーションに入れず苦戦しております。来年こそ復活して頂きたい投手です。

2位 吉本祥二 選手

東京は足立学園高等学校卒、ドラフト1位の武田投手同様育成含めた投手の獲得、選手名鑑でも「下町のダルビッシュ」と紹介されており当時のホークスの投手コーチ佐藤ヨシさん曰く潜在能力を買われていたが、制球面の課題や故障、イップスなど思ったように活躍が出来なかった。本人談で「マウンドに上がるのが辛くなった」等イメージ通りの投球が出来なくなったように思える。恵体で投球に関してのポテンシャルがあるものの、投球術が身体に環境が追っつかなくなる「剛腕ドラフト」の弊害を受けたものの一人であろう。

3位 塚田正義 選手

白鷗大学卒、大学時代全日本の選手でもあり三塁、遊撃手でベストナインに入っていた内野手。ウエスタンリーグではかなり活躍していたが、上がって来るか?のタイミングで怪我や選手の入れ替え運が無かったように思える。「3代2軍の帝王」江川選手、塚田選手、真砂選手と呼ばれる程、1軍に上がった際に良さを発揮できなかった一人であろう。

4位 白根尚貴 選手

島根は開星高等学校卒、高校時代はエース、高校通算40本塁打と期待され背番号55で入団。2010同様メディカル問題が発覚、入団してすぐトミージョン手術を行う。2014年まで2,3軍で好成績を残す年もあったが度重なる怪我に悩まされ2015年支配下で横浜ベイスターズへ。

5位 嘉弥真新也 選手

沖縄県立八重山農林高等学校卒、ENEOSから入団。父方の兄弟が12人兄弟で、親戚が200名以上いる為福岡ドームに嘉弥真投手の親戚エリアが稀に出現する。入団当初先発で調整していたが上手く結果を残せず中継ぎ志願、2017年サイドハンド森福投手が巨人へ行った際、2016年からサイドハンドへフォーム変更をしていた嘉弥真投手が中継ぎの座に。今日も活躍している選手の一人だ。

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育成の部

育成1位 釜元豪 選手

長崎は西陵高等学校卒、2015/07/31に支配下登録。守備範囲が広く、強肩、ウエスタン時打率も規定打席到達は出来なかったが3割などホークスの激しい外野手のポジション争いに中々割って入れなかった選手。現在は楽天イーグルスの育成選手。

育成2位 亀澤恭平 選手

香川オリーブガイナーズから入団、四国アイランドリーグ時代リードオフマンの役割を全うしており3割バッターで盗塁も上手。育成選手として2014年契約更改予定だったが支配下条件を提示した中日ドラゴンズへ移籍、中日で若干活躍していた記憶が・・・。

育成3位 三浦翔太 選手

岩手大学卒、アンダースロー投手として北東北大学野球連盟で好成績を収め育成選手として入団するも3軍していた模様。

育成4位 清水貴之 選手

群馬ダイヤモンドペガサスから入団、2014年、10月5日に球団から戦力外。

育成5位 新崎慎弥 選手

日本文理大学卒、2014年10月31日に球団から戦力外通告。

育成6位 笹沼明広 選手

全足利クラブから入団、2014年、10月5日戦力外通告。

育成7位 飯田一弥 選手

高知ファイティングドッグスから入団、、2013年10月7日に戦力外を通告。

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如何でしょうか、2011年はドラフト現在ホークスでは2名在籍している結果に。育成7人取った際1人は当たってほしいところ。因みに他球団を見てみると高卒投手だと日ハムの上沢直之投手、阪神タイガースのちにホークスへ入団した松田遼馬投手、楽天イーグルスの釜田佳直投手が活躍されておりました。大卒投手だと冒頭にご紹介した藤岡投手、菅野投手、野村投手の印象が強い年ですよね。野手別に見るとロッテの鈴木大地選手や楽天の岡島選手、島内選手、オリックスの 安達了一選手など大学・社会人ご活躍されております。ミーハードラフト当たり年。次回は2012年のドラフト振り返っていきたいと思います。

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