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記念写真を撮っていく

定期的に常に、写真を撮る身として

撮った写真を公開して、人に見せること自体を目的とするのはやめようと思いました。変わらず人には見せるんですけど、それが目的ではなく、目的は"撮ること"。撮った時点で目的は達しているような、そういうところを目指そうと思います。

作品にはならない写真を

写真を作品とするためのプロセス以前の状態に留めておこうと思いました。それは、人がただシャッターを押しただけの写真と、そうではないなにかしらの価値がある写真とを隔てる回廊みたいなものがあるように捉えられるけれど、それに乗らないようにしたい、ということです。ただシャッターが押されただけの写真の、その価値を背景と時間が高めるてくれると思うからです。

記念写真を撮っていく

ことさら特別な顔や表情、特別なメイクや衣装を必ずしも必要としない、たまたまそのときそういう服を着ていた、たまたまそのときそういう顔をしていた、それを撮っていきたいと思います。その時期にそういう場所で撮って欲しかった、これを着てる自分を撮って欲しかった、それは立派な記念だと思うので、それはぜひ記念写真におさめたいと思います。そうではない、そのときしていたその表情は、"決めた笑顔"と等価値であると思います。ボクを警戒して硬い表情になった、それはボクに示してくれる和らいだ表情とも等価値だと思います。

記念写真でも撮りに行きましょう。それは、時間が経てば経つほど、良い写真になっていくでしょう。

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