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不登校のはなしのその後〜僕のはなし11〜学力で困ったこと

学校の勉強をしていなくて、 仕事で困ったことがあった。 通信制高校を卒業したが、 僕が通った高校は普通の高校の勉強ではなく、 小中学校の復習のようなものだった。 僕は結婚するために、 NC旋盤の仕事に転職した。 自分はコツコツ地道にやるタイプだと感じ 手に職をつけようと選んだこの仕事。 ここでは数学が必要だった。 社会に出てもほとんどの勉強は必要ない と思っていたのに・・・ 製図を見て、サイン・コサイン・タンジェント を使い長さを導きだし機械に打ち込む。 僕はサイン・コサイン・タンジェントって何? もうパニックだった。習ったことがなかった。 でも必死に勉強した。 仕事終わりに、休日や、デートの待ち時間でさえも 必死に勉強して食らいつこうともがいた。 でも、あまりにもわからな過ぎて 上司に「辞めます。僕にはもう無理です」と伝えたが 「君はすごく頑張っている。教えるから 続けて欲しい」と言われ残ることにしました。 しかし、この何ミクロ単位の仕事が 合わずに、何の達成感や楽しみも 見出せずにモヤモヤした気持ちでいた。 そんな時に、会社の経営が傾き 従業員全員が解雇になった。 他の人は大変そうだったけど 僕は仕事を辞めるきっかけができて 救われたようでした。 合わない仕事を続けても、いつも時間ばかり気にして、 「あっまだ5分しかたっていない」と ただただ時間がすぎるのを待っているのは苦痛だった。 何のために仕事しているのかわからなくなる。 仕事は会社都合だったのですぐに失業保険おり、 その後は、少し余裕を持って仕事を探せた。

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