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【40代 就活戦線異状なし】#3 人手不足!でも私はチャンス薄!

どもども、Hum川(はむかわ)と申します。
現在43歳。最近まで就職活動をしていました。

その個人的な体験を、noteでお届けしております。

早速ですが、Warning!ワーーーニング!

今回、年齢に加えて「学歴」という毒性高めのテーマが出てきます。

まろやかな表現を心がけましたが、回りくどさ=伝わりにくさ。なのでストレートに書いています。

この記事における学歴話は、どの層にとっても愉快なものではないと思います。

それでも、わずかな経験からですが「対策ができる」と感じた点がありまして。

それをお伝えしたく、文章にすることにしました。

学業に力を入れてきた方には、「努力の成果を、特権だと言いたいの?」と、不快にさせてしまうかも知れません。

無論、そんな考えは一切ありません。
けれど嫌な気持ちになったのなら、私が全面的に悪いです。

お詫びします。

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さて、下記セリフをお聞きください。

「Hum川は40過ぎだろ?可能性とか夢見てないで弁えろよ」

「低学歴は信用できない。経験?お前の?価値あると思ってる?」

もし職場でこんなセリフを吐こうものなら、その人は社会的ドナドナ決定です。

悲しそうな目で見ていても、誰も同情しない。

しかし、これらが公然と、企業の利益の名のもとに行われる場所があります。

それがミドルの転職市場。別名「存在意義ぶっ壊しエリア」です。


時系列をちょっと崩して、今回は応募段階のお話。

本編行ってみましょうか。覚悟はよろしい?

それでは、ご唱和願います。本日も、40代 就活戦線異状なし!

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ちょうど人事担当者が見てたタイミングなのか?

出会いがしらに返り討ち

「メール打ち返された!?」って返信速度でくる、お祈りメール。

名前・年齢・経験職業しか伝えてないのに、即断されます。

「会うまでもない」以前に、「知る必要もない」という事で、未経験職種は全滅!

私の場合、関連技術や基礎知識がある程度では、弱かったです。



これは悪いばかりでもない。社風もありますし。

経験で勝負…できない!

応募条件に「大卒以上」の様に明記されており、入り口にも立てない状態。

私は専門学校卒。この場合、実務経験の価値はゼロになります。

未経験大卒>実務20年専門卒。資格不要の職種だけに、正直意外でした。

実は1社、駄目もとで聞いてみたのですよ。専門卒だけれど、実務経験はあるので応募は可能かと。

「あの…もう一度求人票を良くお読みになってから、お問い合わせいただけますか。」

美しい回答をいただきました。
はい、ごめんなさい。



そりゃ中年は扱いにくいかもだけどさー

ライバル強くない方で!

企業が40代に期待するのは、即戦力やマネジメント力。なので基本「リーダー枠」で検討されます。

事情は分かるけれど、そこ条件厳しいポジションでしょ?

どうか一般職として応募させてください。年上部下として大人しく言う事聞くから!

こちとらリストラ。転職でキャリアアップ★とか考えてないからッ!

40代になると、希望しても一般職で検討してもらいにくい。やはり、使いにくいという印象が強いようです。


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即戦力でも油断厳禁。

年齢のインパクトは、想像以上です。

ミドル採用は、「知識」「経験」「技術」を重視だといいますね。

時代は人手不足。中高年のスキルが評価され、需要が高まっているとも耳にします。

嘘ではないでしょうが、異世界の話ですか?私とその周辺は実感ゼロです。

同僚には、20年以上のキャリアに加え、専門資格(難関含む)、受賞実績などを持つ猛者が沢山います。

が、皆さん転職に相当苦労されています。


既存社員とのバランス

正社員で応募=リーダー枠で検討される。
中年の悲しい定めです。

企業は、20代主任の下に40代平社員をつけるのをためらいます。

では役職者でとなる訳ですが、嬉しい事ではありません。

必然、合格ラインが跳ね上がる。既存社員を納得させる必要もありますからね。

「いいの!一般職でお願いします!」何度心の中で叫んだことか。

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社会に出れば学歴関係ない、とは思えない。

学歴に対する社会の信頼は厚いです。

初任給の違いだけでなく、昇進の基準になるケースもあります。
なんなら人格判断にさえ及びます。

私は以前、大手企業を本社に持つ事業所に勤めていたことがあります。

そこは社員を、学歴で明確に区別していました。

・キャリア相談申し込み(短大卒以上)
・マネジメントセミナー、勉強会出席(大卒以上)

こんな感じ。現場を担う高卒・専門卒は空気です。

勤続年数はおろか、業務実績すら関係ありません。

会社に自分の成長を委ねる危険性が、良く分かる例ですね。

で、問題はここから。
応募先の企業が、この文化を持っていた場合です。

「この学歴では、まともな教育を受けていないな」と見なされる可能性があるのです。

っていうか、何回も言われた事がある。

言いがかりもいいところ。でも仕方ないと諦めるほかありません…。

嘘です。心の中で目潰ししています。


学歴指定がない場合、想像力と調査でGO!

その企業の管理職を知る事は、役に立ちます。

もし大卒がメインなら、「彼らと同等に結果を出す能力がある」と、企業に認めてもらうステップが必要。そう予測できるからです。

彼らと全く同じことができるように、という意味ではありません。

自分の土俵に、説得材料を追加していく感じです。

そう、大福をショートケーキにするのではありません。苺大福にするようにです。

資格や語学、時代に合った分野の勉強などの自己研鑽。そして社内事情を探れる伝手づくり。

日頃から目を向けておいたら良かったなと、ちょっと後悔した部分です。30代の自分に聞かせたい。

そもそも、学歴指定は悪い事じゃないですから。


40代・低学歴は人生終了?

よく見ますね、このお手軽表現。

何を言ってるのでしょうか。
人生そんな簡単に終われたら苦労しませんよ。

大卒の皆さんだって、同じ苦労を違うレベルで経験していると思われます。

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今の延長にない場所へ。いざSUNABACO。

想像してください。ゴッテリと錆びのついた鉄の塊を。

加工したり、磨いたりするには、まず錆びを落とす必要がありますね。

人間も、似ていると思いませんか。

身に着けた知識や技術が古いのなら、それは変化を妨げる錆びとなっているかもしれません。

あるいは、感性や経験、感情すらも。

SUNABACOを受講して良かったと思う点の一つが、この錆び落としの強烈さです。

本記事を書いている現時点で、私は内定をいただいています。

決め手となったのは、企業が求めるスキルの一端を手に入れた事ですが、

自分自身の大きな変容も切り離せません。


40日間の講義で経験した、この「研磨体験」。
次回のnoteで書いてみたいと思います。

今後のキャリアに向けての、大きな転換点。
通りすがりのご縁も、侮れない。


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〆に、学歴がらみの思い出話を一つ。

ある職場で、本社社員主催の会議に参加したときの事。

私の席に、資料がありません。予備がないか尋ねたところ、

「え、高卒が漢字読めるの?」と言われました。(実際は専門卒ですが、どうでもよい)

結局貰えなかったのですが、

今思えば、繫体字で書いてあったのかも知れませんね。

以上です!


《今回のまとめ》

実績がある!と油断してると、痛い目にあっちゃいます。転職には、求められるポジションに対しての、備えが大事だと感じました。


今回はストレスフルでしたよね。
最後までお読みいただき感謝、感謝です!

【よろしければ、帰り際にスキ❤️を頂けると、勇気がでます!】
ではまたー。

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