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体調が悪い時、
心の中のモヤモヤが出てきてしまった時、
それに対処するのは大変。

なぜなら既に顕現(=現象化)してしまったものだから、
自分でなんとかしようと思ってもなんとかしにくい。

鼻水は止めようと思っても止まらないし、
身体のダルさもなんとかしようと思ってもなんとかならない。

身体の不調は連動して心にも影響が及ぶ。

そんな時は元気な時に比べて俯瞰の力が弱まる。
そうして気付けばあっという間に身体や心の不調に自分が同一化されてしまう。

ヨーガの達人になれば
自分の思考や感情、身体をコントロールできるようになるが、
まだまだ素人の私は、【既に形となって現れた症状や気分】に太刀打ちするのは到底難しい。

今日私はヨーガのレッスンを受けるには程遠い状態でスタジオに向かってしまった。

忙しい日が続いて、なんとかそれをこなしている内に
周りの人達の体調の影響を受けて風邪の引き始めのような症状になってしまっていたけど、
そうなってしまったからには、その状態をやり過ごすしかなかった。

ヨーガ教室に行くと当然先生は生徒の状態を見抜いてくださる。
先生は迅速に葛根湯と体力回復のドリンク、マフラーを持ってきてくださった。

それから、寝たままでできるヨガに切り替えてくださった。

レッスン中、
「忙しかったら落ち着きを、不安だったなら安心を与えてあげて」
といったような先生の誘導が心に残った。

そしてその落ち着きや安心はどのようにしたら得られるか明確に教えて頂いた。

よく、「落ち着いて、安心して」と人は言ってくれたりするが、
実際にどのように落ち着いて安心できるか、
その方法を分かりやすく実践的に教えてくれる人はほぼいない。

時間が経つにつれて徐々に冷静さを取り戻し、
ヨーガレッスンが終わってスタジオを出る時、
私の身体と心の状態は素晴らしいものになっていた!

まるで洗い立ての洗濯物になったように、
自分の中がきれいさっぱり洗われた気持ちになった。

1時間半で
「病院、カウンセリング、コーチング、整体」全てに行ったような感じで
とても良い時間を過ごすことができた。

大切なのは、
このように悪くなる前に、”良い状態を保ち続けること。”

素敵な人は髪が伸び切って格好悪くなる前に、
定期的に美容院に通って良い状態を保ち続けている。

そして同じことを繰り返さないように
自分が”いつ、誰といて、なにをして、どんな環境にいるか"を
しっかりと選んでいくことだと学んだ。

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