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CatDataの機能追加だより|チームで分析!「グループ機能」をご紹介

こんにちは。ヒューマノーム研究所です。最近は、表データ向けのAI開発ツール・Humanome CatData(以下「CatData」)の新機能を精力的に開発しています。みなさまに便利に使っていただけるように、どんどん機能改善していけたらと思っています。

さて今回は、なんと5ヶ月ぶり(!!!)の新機能のご紹介になります。今回ご紹介するのは、複数人での解析が便利になる「グループ機能」です。

この機能を利用すると、チームでAI解析ができるようになり、複数人での作業がスムーズに進められるようになります。新機能についてのご紹介と、データ分析をチームで行う際のポイントについては、この後詳しくご説明します。

「まだCatDataは使ったことがない」という方がいらっしゃったら、ぜひ下のリンクからお試しください!

「グループ機能」ってなに?

新機能について一言でまとめると、、、

「同じグループに所属する人たちのデータが共有できることで、分析・解析の共同作業がめちゃめちゃ便利になる機能です!!」

みんなが作ったデータはグループ内であれば誰でも使えるようになるイメージです

データを使った業務改善に実際に取り組み始めると、共同で作業を進めていくシチュエーションが多々発生します。可視化結果をメンバーで検討したり、他のメンバーが開発したAIモデルを使って予測したりと、誰かが作ったデータを他の人が取り扱う機会は日常的に起こるものです。

そこで、このようなグループでの作業を効率化するための機能「グループ機能」をリリースしました。

グループ機能で便利になったことはこちらです!

  • メンバーが持っているデータや分析結果を閲覧・再利用できます

  • データの元ファイルの受渡しをせずに、情報共有や分析を進められます

  • 作成したレポートをメンバー内で共有できます

では、具体的にどのような所が変わったのか?について実例をあげながら順番にご紹介します。

① データや分析結果が閲覧できる

それぞれのメンバーが作成した可視化・学習・予測の結果が、同じグループのメンバーに共有され、お互いにその内容を閲覧できるようになりました。
共有された結果がどのような工程で作成されたのかについても確認できるので、フィードバックを簡単に行うことができます。

自分のデータは白とベージュのツートンカラー、
メンバーが作成したデータは白一色の背景で表示されます。

② メンバーのデータが再利用できる

他のメンバーが行っていた作業を引き継いだり、メンバーと同じデータを使って分析をしたい場合は、共有されているデータをコピーすることで再利用することができるようになりました。

データのコピーはワンクリックでできます!

また、他のメンバーが作ったファイルをダウンロードすることもできます。データの取り扱いに関連するコミュニケーションコストが地味に減ります

作成データを別ツールで表示させたい時などにお使いください

③ レポートの閲覧ができる

そもそも「レポート機能ってなに?」という方もいらっしゃるかと思います。こちらの記事でレポート機能について詳しく解説していますので、よろしればぜひご覧ください。

さてさて。CatDataは、AIが学習したデータや、AIの予測精度などを可視化したグラフを専用画面の中にひとまとめにできるのですが、この画面のことを「レポート」と呼んでいます。

これまで、レポートを公開する手段は、閲覧専用URLを作成し、このURLを共有していただく形式となっていました。とはいえ、データの内容を完全非公開状態で関係者に共有したい、という用途も多いかと思います。

グループ機能を使うことで、このような解析結果に関するレポートを外部公開したくない場合でも、グループメンバーであれば外部非公開状態でレポートを閲覧できるようになりました

④ 分析内容をURLで共有できる

同じグループのメンバー同士であれば、URLを共有するだけで、見てほしい分析内容をダイレクトに伝えることができます。データの名前やページなどの情報から探す必要がありません。

他のメンバーからは、自分のデータはどう見えるの?

メンバーのデータに対する操作は閲覧・コピーしかできません。データを壊された、自分のデータを編集された、などのうっかりを心配することなくお使いいただけます。データは共有されても、作業は安全に行うことができます。

チームで作業するときのポイント

最後に、チームで解析する時のポイントをご紹介します。以下を押さえながら「グループ機能」をお使いいただくと、複数名での課題共有がスムーズに進み、業務が進みやすくなります。ぜひトライしてみてください!

  • 明確に役割分担を実施する:メンバーそれぞれが何を担当するのか、どんな役割なのかを明確にすることで、作業の重複や誤解を防ぐことができます。

  • しっかりコミュニケーションをとる:同じゴールに向かってチームで作業を行うには、コミュニケーションが不可欠です。効率的にメンバーの業務内容についてフィードバックを交換したり、問題を共有することで、的確に次の方針を決定することができるようになります。

  • ドキュメントを残す:作業データを適切に保存・共有しておくことで、新たにプロジェクトに参加した人がそれまでの経緯や進行状況をスムーズに確認することができます。

チームでAI分析を実施することで、それぞれが持つ専門知識が組み合わさり、課題解決の効率化につながります。
チームで作業するときに大切にしたいポイントを、CatDataの「グループ機能」がサポートします。ぜひ使ってみてください!

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