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長谷川の仕事術!(【舞台】主宰・制作・宣伝広報・演出助手他)

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★このマガジンを購入すると、「長谷川の仕事術」の全ての有料noteがご覧いただけます。 2017年8月に実際に上演された、長谷川主宰の劇団、少年アダルト『メモリ』という公演の、「… もっと読む
演劇の公演を打つにあたって、なかなか円滑に進めることができない、とお悩みの方や、劇団を始めたい・公… もっと詳しく
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2019年10月の記事一覧

<演出助手>週間稽古スケジュールの作成

全体の稽古スケジュールとは別に、週間での稽古スケジュールを立てます。 日々新しいことが起こり、進行状況に変化が出てきますので、1週間ごとで区切ると進行の目処が立てやすくなります。 長谷川のやり方だと、1週間ごとにスケジュールを新たに出すようにしています。 細かくタイムテーブルを作ることで見やすく作ります。 実際に使用した週間スケジュールを見ていきます。 ①1週目 他の「長谷川の仕事術」有料noteも気になる方は“全ての記事がまとめて読める”マガジン購入(¥1,280)の方

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<演出助手>全体稽古スケジュールの作成

出演者のNGの状況から、稽古スケジュールを組んでいきます。 様々な要素を考慮して、スムーズかつ実現可能な組み方をしていきます。 演出家を始めとした各スタッフとしっかりと事前の打ち合わせをします。 演出家によって“稽古時間の使い方”に違いがあったり、作品によっては“必要な演出を実現するために踏まないといけない段取り”があったりと、稽古進行において考慮すべき要因が多々あります。 今回の場合は、長谷川が演出と演出助手の仕事を兼任していたので、確認の時間は必要としませんでしたが、

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<宣伝広報>SNS運用

昨今、どこの団体も使っている宣伝の手段でSNSがあります。Twitter・Facebookが主になるかと思いますが、上手に運用している団体や出演者をあまりみたことが無いような気がしています。 SNS運用の際に長谷川が気をつけている点が、 ・SNSから別の場所に誘導する ・無駄な情報を載せない ・同じような情報を載せない ・定期的に更新をする という点です。順番に解説していきます。 他の「長谷川の仕事術」有料noteも気になる方は“全ての記事がまとめて読める”マガジン購入(

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<宣伝広報>文字情報

広報をしていく際、「文字情報」をつかうことがどうしても多くなります。 その際に、効果的な文字・文章の書き方があると考えています。 まず、文字情報を扱う広報として 「宣伝のテンプレ」というものがあります。こちらを中心に整理していきます。 メールやSNS、ブログ等で使用する“公演情報の定型文”を主宰さんや、制作さんからいただくことが多いのではないでしょうか。 その文章を、テンプレそのままで使うのは非常にもったいないと長谷川は考えています。 実際に使用した宣伝文を参考に見ていきま

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【宣伝広報】広報スケジュールの作成

検討をして打ちだそうと決めた広報プランをどのようなスケジュールで公開・準備していくのかを決めていきます。 それぞれ、適切な宣伝の“経路”“時期”が存在すると長谷川は考えています。 スケジュールを立てる際ですが、 ・“適切な層に”アプローチできる情報公開の経路の準備ができるか ・アプローチした人達に“本当に見てもらえるタイミング”か ・効果的な宣伝内容を作るのに適した時間の割り振りか といった点を、長谷川は大事にしています。 一つずつ見ていきます。 他の「長谷川の仕事術」有

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【宣伝広報】目標の設定

公演を行うにあたって、どのような制作的な目標を設定するのかを決めていきます。 目標を決めた公演と、決めていない公演とでは“辿っていく過程が異なるため、成果も大きく変わってきます。” 目標を設定するにあたって、長谷川の場合大きく分けると ・どのような公演にしたいか ・何人集客をしたいか の2つに着目していきます。 今回公演の際の、宣伝広報の目標の立て方を整理していきます。 他の「長谷川の仕事術」有料noteも気になる方は“全ての記事がまとめて読める”マガジン購入(¥1,28

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【制作】販促戦略連絡

チケットの販売計画を共有するようにします。 出演者の手売りが中心となってくる小劇場において、主宰者側がただ「売ってください」とお願いするのは無責任だと考えています。 主宰者側から、どのような宣伝ができる公演なのか、ということを明確に提示していきます。 また、どのようなスケジュールの中、券売を進めたいのかも提示します。 集客が出来るようになる、ということは出演者にとっても財産になります。 ただ公演を企画してお客さんを呼んで終わり、という公演ではなく、関係者にとって、業界にとっ

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【制作】予算管理

公演を始めるにあたって、まず誰もがぶつからなくてはならない“お金”の問題。 予算の配分次第で公演の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。 先に触れた、主宰業務の中の「企画書」の段階で“どのような公演にしたいか”が明確になっていると、配分がしやすくなります。 長谷川は、「Excelのオリジナルの予算表」を利用して管理をしています。 予算を組むにあたって、まずは予算総額を出すことになりますが、その際チケット収入が主な予算の元になると思います。 長谷川の場合、“総集客可能

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【主宰】内部連絡事項情報チェック・オーダー【制作】スケジュール連絡

関係者各位に連絡をする文字情報のチェックと、「制作」さんへのオーダーを行います。一般公開情報と同様、実務的な制作部分は自団体(長谷川)でまかないましたので、形式上、自分から自分へのオーダーとなりました。 関係者各位、というのは主に“出演者への連絡事項”となります。出演者の皆様には、公演に参加していただくにあたって、あらかじめ細かく、協力してもらいたい事項や、どのような進行をしていくのか、ご説明するようにしています。 当然のように、衣裳を自前で用意してもらうようにしていたり

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【主宰】プレスリリース作成

各宣伝媒体に送付する、“公演の概要とセールスポイントを完結にまとめた”資料を作成します。 映画などと違い、事前に用意できる資料が少ないのが舞台の公演です。 そんな中で、“どのような点に注目してもらいたいか”、“どのような点がセールスポイントか”完結に説明をし、自分達以外の人・媒体に公演を宣伝してもらうために必要な大切な資料です。 「企画書」に似たような形にはなるのですが、長谷川が意識して差別化している点は、“1ページ目のインパクト”と、“画像など視覚的な情報”を多くして、作

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【主宰】スケジュール作成

公演初日を迎えるまでの、大まかなスケジュールを組み立てます。 意外とおざなりになりがちな点ですが、この作業を入れるか入れないかで全体の進行の効率が段違いに変わって来ます。 各業務にどれくらいの“労力”と“時間”がかかるのか、を把握していることは主宰者として大事な能力の一つです。 実際にスケジュール通りに進むことは難しいところがありますが、演劇の公演をつくるにあたっては、タスクの総量が多くなってくるため、あらかじめ各タスクの“締め切り”“所要期間”などを明確にしておくと、逆算

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【主宰】企画書作成

企画の大枠がまとまってくると、いよいよ出演者のオファーをかけていく段階になります。 そうすると必要になってくるのが「企画書」です。 よく見る「企画書」で、それは「企画書」ではなく、「概要書」では? というものがあります。 “公演日程”と“あらすじ”がのっただけの書面は、「概要書」であると長谷川は考えています。 オファーされる側が知りたい情報はそういうこうとではないと思います。 長谷川がいつもつくる企画書の構成は、 ・公演主旨 ・公演概要 ・チケット料金、チケットバック、ギャ

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