魚をとった猫を追いかけるのは実際ありえるのか
よくマンガで台所のドアの隙間から忍び込んだ猫に夕飯の魚を奪われ、フライパンを手に取り追いかけるシーンを見ますが、実際そのようなことがあるのでしょうか。私なりにいろいろ考えてみました。
1.猫にかじられた魚が本当に欲しいのか。
魚を奪う猫はおそらく野良猫。ゴミ箱をあさったりして体は汚れ、予防接種などは一切受けていないはず・・・。
多くのウイルスや病原体を持っているに違いない。
あまりにも危険すぎる。魚一匹のために死を覚悟しなければならないということか。
私なら取られた200~300円程度の魚より再び入ってこないよう裏口のドアを閉めて鍵をかけ、荒らされた所の清掃を真っ先に行うと思うのですが。
仮に取り返せたとしてもそれを食卓に出すのか・・・。
2.恥ずかしくないのか
マンガでは
「コラ!待てー!!!」
「待ちなさーい!」
と大声をあげながらフライパンを握りしめて街中を走って追いかけて、しまいには息が上がって膝に手をついて「なんてすばしっこいこと!」と捨て台詞をはいて家に帰る。
本当に恥ずかしくないのか。まず近所の人からは「あの家には大声をあげながら町を走り回るはしたない人がいる」と噂されることだろう。そして兄弟からは「恥ずかしいからやめてよ」両親からは「なんてはしたない」と言われる始末。
自分は得たものがゼロで失ったものがあまりにも大きい気がする。
3.仮に取り返せた場合
なんとか猫から魚を取り戻すことができ、ウイルスにも感染することがなかったとしよう。果たして家族は喜んでくれるだろうか。
「ありがとう!取り戻してくれてー!」
「こうして夕食にありつけられるのもお前のおかげだ」
そうはならないでしょう(笑)。
目の前にあるのはいくら加熱され調理されたとしても、
野良猫にかじられた魚・・・。
日本には厚生労働省が出している食中毒予防の呼びかけがある。
これらのうち確実に守られているのは”やっつける”だけだろう。
”あなたなら食べますか”というアンケートをとってみたいですね(笑)。
まとめ
今回の考察から野良猫に奪われた魚を取り返して食卓にならび、最終的に口に入れる可能性は限りなく低いことがわかりました。
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