見出し画像

元天歌さん

ひょんなことで、元天歌さんに会いました。彼についての経緯はとても長くなるので、詳しく知りたい方は彼のブログをお読みください。

彼がいわゆるパワハラ問題で訴えを起こしてから1年が経ちました。現在の彼の状況は、落語協会の会員ではあるものの、師弟関係が消滅しております。名簿にも本名で載っています。

その立場から、彼は今も協会に対して弁護士を通じて要望を出しているようです。彼のブログを読むと、難しい言葉も多く、またかなり争っている様子が窺えるので、実際に会ったら僕もほだされるんじゃないかと思っていましたが、そんな心配はいりませんでしたね。相変わらず馬鹿っ話ばかりしてました。

彼が芸人らしさを失っていて、もう今までのように話ができなかったらどうしようと思っていましたので、安心しました。

ただ、やっぱり僕としては今のやり方でずっと訴えを出していくのはあんまり良くないんじゃないかと思っていますし、それも伝えました。まずは、彼が落語家に戻って、落語をもう一度やって、芸人生活を取り戻してから、少しずつそういった彼の思いを出していけば良いのであって、順序が違うんじゃないかと。

だけど、そこの所は彼なりの考えがあるようで、今はやれることをしたいということでした。それと、その要望も通るか通らないかは別として、そろそろ一定の答えを出して、また芸人に戻る活動も進めて行きたいそうです。

一つ言えるのは、彼が起こした訴えにより、協会でパワハラやそれ以外のハラスメントを考えるきっかけになったことは間違えありません。

落語協会は来年に誕生百年を迎えますし、現在の襲名披露や真打披露もあります。穏やかに、このことがいい解決をみることを願っています。

落語について、また過去の思い出等を書かせて頂いて、落語の世界に少しでも興味を持ってもらえるような記事を目指しております。もしよろしければサポートお願いいたします。