静かな月と書いて静月。明るい太陽より月のほうが好きです。(あっ、ネーミング的にね。太陽も、もちろん好きです。）

僕の香港でのアート活動を支えてくれるJohn君のショップ兼ギャラリー、Moon of Silence。場所は香港島の天后（Tin Hau)、今回のHANANINGEN撮影はそこを借りて行いました。

僕の性格上、行き当たりばったりを敢えて楽しむ気持ちと、海外で初の現場での対応力を身に着けたい気持ちから、事前に間取り、壁の色や広さの確認をほとんどしませんでした。

大きな黒い壁があり、背景セットを組むスタンドや背景布を持っていく必要もなく、荷物をスーツケースにコンパクトにまとめる必要もなかったのですが、”ある”シュミレーションを兼ねて、いざ、持っていくとなったときの重さや、大きさも経験したかったのです。

僕はファッションの仕事を９年、その後、フローリストを始めて１８年目、お金をいただくようなポートレート撮影はフローリストと並行して５年くらいです。

先程述べた”ある”シュミレーションとは、今後、世界各国で、花を用いたポートレート写真を撮る出張写真館をしたい想いがあるのです。

写真のテーマはいつも「武器よりも花を。」

花と写真とファッションを組み合わせたクオリティーの高い写真は、世界でも、多くの人に喜んでもらえるのではないかと思ってます。

香港で、今年HANANINGENの香港出張写真館＆写真展を成功させた後は
世界各国の花屋さんで出張写真館がしたい。

花は現地花屋さんで購入させてもらい作業台と撮影スペースを貸してもらって世界各地で出張【HANATABAの写真館】ができたらいいなあと思ってます。