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記事一覧
不便であっても不幸ではないマルチステークホルダーでつくる社会
渋谷区主催の『超福祉の日常展』―従来の福祉の枠を超えて日常とつなげる、障害者やマイノリティへの意識のバリアを取り除く、などを目的として1週間で40名近い登壇者でトークセッションが行われている。(2015.11.10-11.16ヒカリエ8階)
その中で、認知症に取り組まれている富士通研究所の岡田誠さんの話をご紹介したい。認知症の人が隣にいる社会(2025年には65歳以上の5人に一人が認知症になると
コミュニティデザインは社会福祉をめざす
2011.3.11東日本大震災以来、社会的に注目されている山崎亮さんの「コミュニティデザイン」の仕事。その山崎が率いるstudio-Lの10周年を記念したトークセッションに参加した(2015.10.12アーツ千代田3331、BIOCITY特集号発刊と合わせたコラボ企画)。ここで注目したいのは、山崎が、コミュニティデザインの仕事は社会福祉・社会教育につながってきている、と彼らの原点であるジョン・ラス
もっとみる人気の福祉事業所での1日ボランティア、言葉によらないコミュニケーション
通所してくる人が、一日中自由に生活できる人気の障害福祉サービス事業所arsnova(アルス・ノヴァ)が浜松にある。NPO法人クリエイティブサポートレッツが開設している。アルス・ノヴァの短いお盆休みの前日、気軽においでくださいという代表の久保田翠さんの言葉に甘えて、8月12日の9時~17時まで、1日だけのボランティアをさせていただいた。この時のことを書いておきたい。
理念「障害や国境、性差、年齢な
10月27日、わたしのミッションの端をつかんだ
だれでも、小さな体験が連続的に起こって、モヤモヤしていたミッションが焦点を結んで言葉になることがあるだろう。今日言葉になったミッションは、「アートプロジェクトが社会福祉と融合し新たな社会基盤をつくる」である。
――つかんだ端をもう少し具体的に記しておきたい――
社会福祉と聞くと、限られた空間というイメージと同時に、税金で支える側と福祉を受ける側に分かれている感覚が、わたしの中にある。一方、人口