見出し画像

閉店する理由をエモく言うと

おはようございますの方、こんにちはの方、こんばんわの方、初めましての方、お久しぶりの方、そしてこの文章を見てくれた方へありがとうの気持ちです。FLATオーナーのツモマー(@tsumomah)です。

デザイナーのためのコミュニティバーFLATが3年目に入った時
「2020.02.29でFLATは一旦終わりにしようと考えています。」
そう言ってから4ヶ月が経ちました。

このことについてあまり浸透してないけど良いかなって思ってたけど、常連の方やお世話になっている方など初めて聞いたと驚かれることが増えたので、一度ちゃんと話しておこうと思い今回ログに残します。

始めに言うと今回は「エモい」に寄せて書いていますのでその瞬間的な僕の言葉残していきたい、そして振り返った時に思い出すように書きます。

The last of the year

3年目に入った時にFLATのことを振り返りつつ最後に少し書いたけどあまり見てもらえなかった。とりあえず順を追って書くね。

このログから振り返ると、個人プロジェクトが色々と立ち上がりFLATのことをあまり進められていなかった気がする。カッコつけると余力を残しているし、ダサく言うならサボっていた。

今この瞬間を逃したらできないことが増えたり、美味しいお話をいただけたりとしていた。そもそも前から限界を感じていたこともあり、実は1年半経過した時にお店を閉めることは考えていた。

完全に実力不足、お金や時間もない、仲間もコネもないし起業してる人やお店を運営してるみんながどうやってうまくやっているのか検討もつかない。自分全然ダメじゃん!と思いつつも当時いた初期メンバーの日置と毎営業日実験的にこなしていた。

インタビューやイベントのお誘い、テレビの話も来ていたが全て断っていたが、一部例外として「デザイナーの為になるのなら」を判断基準に受けていたものもあった。個人のブログなどやSNSにアップするのは全然OK、むしろウェルカム。当時お誘いただいたみなさま、本当に生意気でごめんなさい。それでもFLATが目指す世界線には枷にしかならなかったと今振り返ってもハッキリ言える。

そんなことから、一部業界(フワってしてるけど)からは距離を置かれたり、SNSで有名なデザイナーの人からも拒絶されてしまった。断った理由の一つとして、今の常連の方やファンで居てくれるお客さん、今後FLATが必要になるであろうお客さんの居場所として存在したいと、その時は思っていた、今もそう。これはFLATのブランディングとなる軸の耐久性を高めにしていたから身動き取れなかったのかもしれない、反省。

そんなことを考えていたころ、デザイナー界隈では大型のイベントが増えてきた。

FLATの目指す世界線へすでに到達していた

いろんなデザイナーと出会える、話せる、繋がれる場所がすでに出来上がってきていた。それに僕なんかよりイケてる人たちがやっているんだからとても素敵ですごい共感しちゃった。すでにFLATが介入する余地のないくらいだなと思ったし、必要性もないかもしれないと。

その時点でお店を閉めること決意していた、なぜならFLATがやりたかったことが既に世界には存在していると確信したから。

それでも続けて欲しい、素敵な場所だからみんなに知ってもらいたいなどのいただき本当に泣いちゃうくらい嬉しかったです。と同時に投資の話をもらった。

FLATの拡張を試みるが

結果から話すと、投資の話は全てなくなってしまった。理由は未知のお金であってFLATに共感してくれるというより、本人達のお金がただ余っているから。「なんかちょっと違うな」という考えなのか、少しビビったのか今でもよくわからないけど、今のスタイルが大きく変わってしまうのが怖くなった。

まず投資してもらう機会もなかったし起業つもりもなかった。周りの起業家の人や事業をやってる人から舐めるなよって言われてしまうけど、ビジネスにするなら他の誰かがやってくれって思っていた。

だから一旦ゼロベースにして余裕持って考える時間が欲しかった。それに、僕にはコネも人望もない。こういうことは表に出るのが上手い人がやってくれたらいい、自分はひたすら裏方に徹したい。誰かの右腕というポジションが一番楽だしクリエイティブに集中できるから。

その時から仲間を探そうと考え出した。

3年目は今まで頭にあったアイデアを小出しにしつつFLATの第2フェーズに以降するための実験をしようと務めた。とりあえず仲間探しだ、その執行猶予として最後の1年を使おう。そして再度投資に向けて何か仕掛けていこう。

まだ見ぬ地平線の観測を一緒にできたら

どんなメンバーがいいかな?って考えた時にたくさんの言葉や思いが出てきてまとめるのに時間がかかったし、お客さんも巻き込んでみたいにするとどんどん広がっていく。。。

ざっくりいうと
「これから起きる、見る、嬉しいことや悲しいことを一緒に経験したいって人と何かやりたい」
そんな人がメンバーにいたらと、かなりシンプルにまとめた。

とりあえずはお店のスタッフから集めよう。そこでbosyuを使って営業時のスタッフを募集した。前からの知り合いやこれまでFLATに遊びに来てくれた人たちが集まり結果として現在5人のスタッフでゆるりとお店を回している。

何を基準に言っていいかわからないけど、本当に良いメンバーで居心地が良い。だから、もう少し仲良くなってみんなでタピオカ飲みに行っちゃうくらいシティーでポップにかましたい。

営業時のスタッフは集まった。
だから次はプロモーションやブランディング周りとお金周りのメンバーが探さないと。ここに関してはまだ全然ノータッチだし、もうどうしていいもんか(笑)誰か優しく助けてください、まず僕は何をしたらいいのか。

あと8ヶ月以内には見つけたい。

じゃあ、2020.02.29以降のFLATは?

ざっくりとしたやりたいことは決まってきた。少し話しているところもあるけど、正式にはまだ何もできてないに等しい。

認知はされているお客さんを大切にしつつ、イケてるデザイナーが見つけ出してくれるようなものにしたい。そのお客さんたちと、世界を変えることは無理だけどのそのきっかけ作りをしたい、デザイナーにとってのね。

この先ずっと先の話だけど、FLATをやるなら最終形態ってなに?って話をすると「デザイナーの街を作りたい」というのがゴールになる。一体何のことだ?と唐突だけど、ずっとやりたかったことはそうなんだよね。

デザイナーの街では、いろんなデザイナーが生活してたり遊びに来たり、街中にはデザイナーが作ったプロダクトがたくさん溢れていて、実験的に試したり、その場で新たなソリューションができたり、ラボがあってものつくりをしたり、いろんなところが支援してくれて、みんながやりたいことにチャレンジできたり、そんな街の端っこにFLATがあったり(笑)

多分だけど、人生5回フルコミットで作れるんじゃないかなと考えた。だからこれはもう諦めて誰かがこれよりイケてるものを作ってくれたら嬉しい。

もし可能なら誰か一緒にチャレンジしない?

終わりに

FLATが閉店するには僕の頭の中を見てもらったほうが早いかなと、まとめきれないし。あと、こういう記事あまり見なくなったから面白いかなと。

それでも閉店の理由を無理やりまとめると、
・デザイナーのためのコミュニティってたくさんできてる
・いろんなサービスでデザイナーになりやすく優しい世界ができ始めている
・ツモマーのスキルとリソース不足
・メンバーが集まらない

てな感じです(笑)

最近こんなことを毎日考えてハゲそうになるので暇な人は話聞いてください。お酒弱いのでコーヒーとかで。そうそう、最近渋谷に良い感じのコーヒースタンドができたんだよね、そこなら何でも話せるから一緒に行って次のウェーブに先乗りしにいこう。

- END -

サポートはデザイナーのためのコミュニティバーFLATのリアル店舗立ち上げのために使わせていただきます。