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コーディングはプロに任せてデザインに専念するのはダメですか?

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毎度、光の速さでこんばんわ!ツモマー(@mah_tsumo)です!

先日はnote酒場でバーテンダーをさせていただきました。イベントは大盛況でピークタイムを担当させていただきましたが、お客さんが途絶えることがなくドリンクを作り続けました。トッティ(@tottie1129)と一緒にnoteオリジナルカクテルを提供したのですが、圧倒的にトッティの方が注文数が多く悔しい限りです。第2回がありましたら是非ともリベンジしたいです。

前回に引き続き、駆け出しWebデザイナーがコーディングをしない方が良いという内容の続編に近いものをログとして残します。しかし、コーディングしない方が良い理由を話す前段階として、私が見えてきたものと、その現状について話しておこうかと思います。

前回の記事駆け出しWebデザイナーがコーディングしない方が良い個人的理由

要約すると、駆け出しでWebデザインのスキルを上げるためにはコーディングの勉強は足枷になってしまうという内容でした。

今から読んでいただく内容はコーディングをすることに少し関わる話でもあり、デザイン以外のスキルについて話していきます。

ゼネラリスト or スペシャリスト

この言葉を聞いたことがありますか?もしくは、自分はどっちなのかというのを考えたことがあったり。仕事をする上で器用でなんでも卒なくこなす人もいれば、ある条件下で凄まじい力を発揮する人もいます。私は仕事をする上でどちらのタイプかをよく考えていました。

ゼネラリスト様々な業務経験を積ませることで、視野が広く幅広く業務ができる、汎用性の高い人材の育成が期待できる。また、多くの部署との交流が生まれるので、部署横断的なアイデアや活動が生まれやすくなることも期待できる。
スペシャリスト仕事の領域を限定し専門性を上げることで、特定領域に関する知識や技術の習得、向上を狙うことができる。組織的にスペシャリスト育成に取り組むことで、より難易度の高い業務に関しても遂行することが可能になる。

デザイン一筋で行くならスペシャリストのが良いと思っていますが、最近はデザイン思考User Experienceというジャンルも増えてきたり、イベントでもデザイナーは他領域もやる必要があるのでは?というものが増えている傾向にあります。

業界自体に可能性があることは良いですのが、駆け出しのデザイナーは迷子になるのではないかと不安になります。

デザイン3年とデザインとコーディング合わせて3年だとデザインのスキルに差が出るのは明白です。仕事という枠で考えたら企業としては後者を評価しやすく使いやすい人材と扱います。ここがみそ。。。

プレイヤーとマネージャーの考えの違い

簡単な話で、Webデザインしかできない人しかいない場合はコーディングをする人をアサインしないといけません。単純に人の工数が2倍になりますので。しかし、1人で両方やる場合は一人分の工数だけを気にすれば良いです。

給料
Webデザインのみ:月30万
コーディングのみ:月30万
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Webデザインとコーディング両方:月45万

のような内訳になるでしょう。もし、Webデザインとコーディング両方:月60万なら特にいうことはありませんが、そんなことはほぼないんではないでしょうか。いたら恵まれてるし自分もその環境いきたいです笑

人件費の削減ができるなら、、、そういう考えがあります。それは正しいことではありますが、プレイヤーの成長を考えるとなんだか、うう〜んとなります。成長と言った理由としては、Webデザイナーだけどフロントエンドエンジニア並みのスキルが必要、もしくはそれに匹敵するコーディングスキルが必要です。ということは、時代が変わるにつれ覚えることが増え続けるのでデザインのスキルアップをする時間もコーディングに費やす必要があります。

もしデザイナーとしてのスキルアップを望むのなら足枷になりそうですね。もちろん、複合スキルがあって悪いことはありませんが。
しかし、今度はデジタルプロダクトのリードデザイナーや広告のアートディレクター、そしてWeb以外のデザインを身に着けるのなら勇気を出して捨てても良いと私は思います。

なぜなら、コーディングだけをやってきたスペシャリストが存在するからです。専門領域は任せるという選択がとればプロジェクトの進行も安定するし、クオリティも格段に上がるというのが私の体験談です。
逆に、全部1人でやる場合は相談する子もできないしサブスキルなのに最終防衛ラインを守るのも自分というカオスな状況で戦わないといけません。体力、メンタル、共に負荷がかかります。

私のキャリアステップ

上記で色々言いましたが、私の場合はグラフィックをWebを同じくらいにやりつつ、コーディングも触り程度やっていました。そのあとはコーディングをエンジニアさんと認識合わせや情報共有できる程度のレベルまで上げ放置しました。そのあとはひたすらデザインについて問題や課題をどう解決してどう対処するのが良いかを追求しつつアウトプットを出しまくりました。

プロジェクトの進行や各チームにタスクを作ったりディレクションをしたり、企画段階から口出しできる権利をもらうなどして気がついたら広告系のアートディレクターとして仕事をしていました。そうなった段階で、アウトプットは所詮おまけでこのくらい出せて当たり前、むしろそこに至るまでの何を大切にしないといけないのかを重点的に意識して仕事をしました。

気がつくとプレイヤーではなくマネージャ側に。

あれ?本当にやりたかったことはなんだっけ?

振り返ればあの頃は迷子だったんだなと、ふと思うことがあります。デザイナーとして仕事をしたくてイケてるデザイナーになりたかったはずなのに何でこんなことをしないといけなんだろうと考えていました。いや、仕事だからというのはもちろん。ただ、どのフェーズにいてもどんな環境であってもデザインが好きだったという事実が私の中に強くありました。

終わりに

去年の12月からちゃんとしたデザイナーとして働いて1年が経ちました。今の会社はとても魅力的で学びが多く、チームのメンバーが良い感じに刺激しあっています。

何だかまとめきれていませんが、この件については後2記事あってそれで完結するのではないかと。とりあえずまだまだ言いそびれていることはあるのでそっちで書き出していきます。

それではおやすみなさい、明日も素晴らしい1日でありますように。

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