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アダムスミスから学んだ、コーディングをしないことで生まれるメリットの話

12/22
毎度、光の速さでこんばんわ!ツモマー(@mah_tsumo)です!

三連休初日は雨ですね、みなさんどうお過ごしでしょうか?
私はこれから忘年会に出かけようと思いますのでその前にログを残そうかと思います。

今日はWebデザイナーがコーディングしないほうが良い理由の第3弾となります。今まで、駆け出しWebデザイナーの勉強コストの話とスペシャリストorゼネラリストのキャリアステップの話をしていました。

今回のテーマは分業についてです。企業や今まで両方やってきたプレイヤー目線の話がありますが、個人の見解としてログとして残します。

分業とは

シンプルな話で、何かモノを生産しようとしたときに、一人で全ての生産工程をこなそうとすると効率が悪くなり、商品を完成させるまでに時間がかかってしまうということです。また、商品を少量しか生産できないため生産性が悪くなってしまいます。

生産性の効率を挙げるために役割を決めて分担するシステム、それが分業です。イメージしているものと合っていましたか?

じゃあなぜ、Webデザイナーがコーディングしないほうが良いという話と分業と繋がるのか話していきます。

分業に置けるメリット

分業しないほうのメリットを上げる穂が難しいってくらいに良い話ばかりだと感じでいます。なぜみんなはここに食いつかないのか、専門領域を持とうとするのか不思議です。そんなメリットを話していきます。

1.熟練度の向上
自分の担当エリアを狭めれば覚えることややるべきことが集中できます。そうなると3つのことをやるより、1つのことに目を向けられてます。そうなると習得するまでの時間が早くなりスペシャリティを発揮できます。

2.他作業の勉強コストの削減
あくまで削減ですので皆無とは言いませんが、自分が作業するための学習や準備について大きくショートカットできます。他作業との連携はコミュニケーションという新しい負担が増えますが、みなさん今でもしてますよね?なので微々たるものだとカウントしてます。

3.アシスタントの育成ができる
業界に入る人の学習コストが分業によって削減されたので、Webデザインをしたい人がコーディングや色々覚えなくてもすぐに業界に入れるということです。その時にツールの学習や独自な企業ごとのフロー、プロジェクトに対する情報のインプットなど、基盤として必要な情報がたくさんあります。その上デザイナーなのにコーディングとなると、この業界に入るハードルが上がっていまいますし、下が全然育ちません。

実はこれ、経済の仕組み

近代経済学の基礎となっているのがアダムスミスの国富論、そして分業の効率化についてもすでに昔から推奨されていました。

効率よくやれば分業するのがよくて、分業するといろんな人が仕事できてお金稼げて、もの価値がみんなの手の届くところまでくる、そうなると幸せだよね、というざっくりしてる話なので興味ある方はちゃんと読んでください。

Webデザイナーがコーディングもするということが進みに進みまくるとどうなるのか想像したことはありますか?フロントエンドエンジニアが行なっている人間が見る視覚化されたWebの表現実装まで担うことになります。そうなったらフロントエンジニアってどうなるのでしょうか?

実際は、DreamWeaverというものが昔から合ったり、最近ではGUI操作で簡単にWebサイトが作れるものも増えてきました。そうなると、もう要らなくなるのではないか?ということになります。もしそう感じているからこそ、裏側に回ったりマネージメントできるようになるとか、デザインに手を出すということも考えている方は多いかもしれません。

でもGUI操作によって作られるWebサイトってコードおかしくない?という人いますが、これは専門的な人の意見で専門的ではない一般の人からするとほとんど関係ない話なんですよね。関係するとしたらSEOだととかブラウザからのペナルティがあるかというものになります。そこも重要ですよ、とても大切です。

終わりに

次の第4弾が最終章になりますが、特に特別びっくりニュースがあるわけではありません。最後はプロジェクト単位で見た話とか今の時代だからこそのエンジニアとの関わり方について書きたいと思います。

個人的にコーディングしないは永遠のテーマではありますのでみなさんの色々な話を聞いたりして考えるを変えたり深めたりしていきたいです。そして楽しく好きな仕事で理想な働き方を今後のしていきたいと強く思います。

それでは忘年会に行ってきます。

いってきます、また逢いましょう。

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