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note酒場でピークタイムを担当したバーテンダーの話

12/11
毎度、光の速さでこんばんわ!ツモマー(@mah_tsumo)です!

先週の12/8(土)にnote酒場とイベントに参加しました。noteは普段から見るメインですがたまに書いたりしていました。そして、今は絶賛1人アドベントカレンダー中なので12/25まで一本も落とさずに走り続けるという自分との戦いをしています。

note酒場とは、note好きなユーザーが企画したイベントで面白いのが運営スタッフにnote社員さんやその他関係者が一切居ないということ。

すごい革命的なイベントだ。。。

そのイベントで私は19-21時のピークタイムでトッティ(@tottie1129)とバーテンダーをしたのですが、後にこれが伝説となるのではないか?と個人的に思ったのでログとして残そうと思います。

怒涛の2時間

色んな方にピークタイムの件に触れていただき「さすがです!」「ツモマーとトッティじゃないと回せなかった!」とお褒めの言葉をいただいたのですが、ピーク時のドリンクコーナーは常軌を逸していました。

後に「キングダム」や「戦国無双系で獅子奮迅」など凄いものと闘っているのか?という表現まで出て来てしまい、プライベートライアンでも見ておこうという気持ちになり、今から第2回note酒場に備えて筋トレをしだす勢いです。

ピーク時はやばかった・・・具体的にやばかったことを書いていこうと思います。

想像以上に人が来た

フロア内に50人くらい居たのはわかっていたのですが、まさかここまでドリンクに集中するのかと予想をはるかに超えるオーダー数でした。

普段も複業としてバーテンダーをしているので大丈夫だろうと少し舐めていたんだと思います。バーカウンターに立って私は思い出すように

「ここは普段慣れている場所ではなく、初めて立つバーカウンターだ」

と当たり前のことを見落としいたこと、事の重大さに気付いたのは後の祭りでした。
グラスから氷、ドリンクを作りお客さんに提供、その導線の設計も未完了のままドリンクを作る中で、改善の時間さえ与えてくれない。要領よくやろうとグラスをあらかじめセットしておいてもそれを上回る豊富なメニュー数にセットしておいたグラスはすぐに消化され、フロアを見ると終わりが見えない長蛇の列、すでにフロアは満員状態。

少しずつ心も折れかけていました。でもこれを耐えれば。。。
とその次に更なる問題が発生しました。

数々のドリンクの品切れ

やっと慣れ始めてきて注文数の多いドリンク、お前がNo.1だ!こと「アイスレモネード」の原液が終了しました。これによって何が起こったかというと、ドリンクチケットの「アイスレモネード」が全て「別の何か」にカウンターで再度注文してもらう必要が出てきました。正直、今までドリンク受付は流れ作業みたいなもので、チケットもらい黙ってお酒を作っていても誰も文句は言わないという感じでしたが、今のこの瞬間から

「アイスレモネードが終わってしまい、代わりは何にしますか?」

というオペレーションが発生しました。ピークのため断捨離したコミュニケーションをここで始めなければなりません。ましてや、チケットに「アイスレモネード」と書いてあるもの「別の何か」に変更したことを覚えていないといけません。実際に来たお客さんで注文間違えていたら本当ごめんなさい笑

しかし、アイスレモネード問題に対応しつつも、やはりドリンクの列が止むことはなく、

「ハイボール無くなりそうです!」
「赤ワインこれで終わりです!」
「ビール樽交換しないと」

途中から覚えることを諦めましたが、これまでバーカウンターで頑張ってくれた数々のお酒達が生き絶えていくのを目の前にしました。そうです、またあの悪夢の「別の何か」を覚える母数が増えることになりました。

これに関しては事前にペンをもらってカウンターでメモしたりすることをすればよかったと反省しています。

noteオリジナルカクテルの存在

実はnoteオリジナルカクテルを作っていました。noteの緑色を再現したものを私とトッティとで2種類用意していました。

トッティのはメロンにオレンジを加えたトロピカルなカクテル、私のはチョコミントのデザートカクテルになります。クオリティでいうとお店で出してもいいんじゃないか?!くらいよくできました。(個人的に強くそう思う)

noteの色の再現性やフォトジェニックを狙ったもので研究に研究を重ねてレシピを完成させました。私のは既存にあるカクテルにテコ入れをしたものですが。

その凝りに凝ったカクテルですが、提供するまでに時間がかかってしまいました。おそらく1杯出すのに平均2分ほどかかります。

私のカクテルはシェイクといって、バーテンダーの人が銀色のコップをカシャカシャ振る手法で作っています。ここは本当に反省です、もう少しスピードにも対応できるものを考えてくればよかったと。

なぜピークを乗り切れた?

こんな裏側の事情がありながら私はテンパりながらもドリンクを作り続けていました。おそらくトッティもそうかもしれなかった。

それは他スタッフのフォローがあったからです。

洗い物をしつつ次のグラスも用意してくれるスタッフのおかげで私たちはドリンク作りに100%振り切ることができました。アルコールが足りなくなった時に素早くチケット売り場に伝えてくれたり、買い出しの手配もしてくれたりとても助かりました。

また、あんなに混雑してドリンクを待ってしまったお客さん達は何も文句を言わずに待っていてくれました。グラスを下げてくれる人もいるし、気さくに話しかけてくれたり、お酒が切れた時は「作りやすいのは何ですか?」と気を遣っていただいたりと、とても優しく接してくれました。

こんなにユーザーの質が高いイベントはいつぶりだろうか?

note好きな人に悪い人はいないんだと再確認しました。

終わりに

バーテンダーとして大変ではありましたがとても貴重な体験をさせていただきました。また、お客さんとして参加しても色んなnoteユーザーのこだわりやイベント参加の想いについて聞かせていただきました。

今までnoteでしか繋がっていなかった人たちがイベントを通して会えたというnoteを見せていただいたり、見るだけしかしてこなかったけどイベントのことを書いてみようという記事を見せていただいたり、素敵なユーザーがnoteを好きでいてこの空間を楽しんでくれたんだなと、私もnoteがもっと好きになる1日でした。

今回このようなきっかけを与えてくれてありがとうございました!この時代に生まれて私は幸せです。次回も是非ピークタイムを担当したいのでその時はよろしくお願いします。

それではおやすみなさい、次回のnote酒場でまた会いましょう!

- END -

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