父が路線バスを買ってきた話

普段から少しおかしい父が何を血迷ったのか、ふらっと路線バスを買ってきたのだ! 【実話】

過去にも変な物を数々買ってきた父なので、家族は慣れてしまっているが流石に大型バスには驚いたし、母は呆然と立ち尽くていた。また、始まった!!頭のネジが外れている

話しを聞くと、現役を引退したバスで5万円で譲ってもらったらしい。このバスをキャンピングカーに改造すると言い放った。

父はキャンピングカーで日本中を旅する目的があるのだ。

置き場もなく、空き地に置いていたがお尻がはみ出るくらい大きかった。

中をキャンピング仕様すべく椅子を外し出した、一脚外すだけで、諦めてしまった。 夢は儚い

車検も付いてたのて少しマイバスでドライブしたが不思議な気持だった、バスなので当然乗り心地はよかった。当然恥ずかしので同級生には秘密だ。

夢破れたバスは置物、車検も切れた。
話しは終わらない。

一般住宅街あるバスは目立つ、近所では有名になりつつあった。突然片言の外国人がやって来てバスを売って欲しいというのだ、肩身の狭い父のは渋々外国人に売ったのだ。買った値段で売れたらい。

話しを聞くと、母国に輸出する車を探し回っているみたいだ。後で分かったことだが海外では業務用の車は飛ぶように売れるみたい。発展途上国では日本の中古車は大人気だ。

父に国境はなく、打ち解けて交流していた。味を占めたのか、その後何回か訪ねて来た。ぜひ村に来て欲しいと誘われたり、怪しい紅茶を持って来たりと変わった人たちで、相変わらず片言だった

今となっては良い思い出である。

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みどり色のお茶

好きなように、生きる。
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