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税理士業界の一年間のスケジュール

こんにちは!しみそうです!

皆さん、【繫忙期】【閑散期】という言葉はご存知でしょうか?
自分はヒュープロでインターンをし始めてから始めて耳にしました!

【繫忙期】とは”一年の中で仕事の量が多くなる時期”のことを指し、
【閑散期】とは仕事の量が繫忙期と比べ少ない時期を指します、
この二つの時期は人材業界では求人の増減に影響する要素の一つでもあります!

ヒュープロが人材紹介をしている税理士業界では、
業務の特性上、繫忙期と閑散期が分かりやすい業界になっています。

そこで今回は税理士業界の【繫忙期/閑散期】と税理士事務所の方々が一年間でどのような仕事をしているのか、ヒュープロが運営している「Hupro Magazine」の記事を参考にしながら、解説していきたいと思います!

そもそも税理士の仕事とは


税理士資格を持った人のみが行える業務(独占業務)があります。具体的には、税務書類の作成、税務代理、税務相談などがこれに当たります。このような税理士の独占業務が多く発生する決算時期は、税理士にとって一年間のうちでかなり忙しく、税理士事務所の繁忙期となります。
税理士事務所の繫忙期は一般的に12月~翌年5月頃までが繫忙期と言われています。

12月~1月


12月から1月の期間には、年末調整業務があり多くの税理士事務所は、ここから繁忙期に入ります。年末調整業務では、年末調整申告書のチェックや、年税額の計算、源泉徴収票の作成を代行し、1月末までに税務署に報告する必要があります。
年末調整は一年間の所得税に関する業務のため、必然的に年末に作業することになります。したがって、12月~1月にかけてはどの税理士事務所も非常に忙しい時期となります。

1月~3月


1月後半から3月の期間では、確定申告業務があります。確定申告は、申告期間が2月16日から3月15日と定められているため、その期間で必然的に業務量が増加することになります。

3月~5月


3月から5月の期間には、3月決算法人の決算業務・税務申告業務があります。法人の決算申告は、法人の法人税や消費税などの確定申告を作成する業務で、「決算月の末日から2か月以内」に行う必要があります。日本の企業の多くが3月を決算月としているため、5月が申告期限となる企業が多数となります。そのため、3月から5月にかけて法人の決算業務が集中することになり、5月末を乗り切るまでは忙しい時期となります。
また、3月を決算とする企業の次に9月を決算月とする企業が多いため、そのような企業が顧客に多い場合には、申告期限である11月末に向けて忙しくなります。このように法人の決算業務に関わる繁忙期は、顧客によって異なるため、税理士事務所ごとに異なる可能性もあるため注意が必要です。

以上のように、税理士事務所は例年12月~5月にかけて繁忙期となり、6月~9月までが閑散期となるというスケジュールになっています!

さいごに


以上、ヒュープロマガジンの【税理士事務所の繁忙期はいつ?年間スケジュールを把握しよう】という記事をまとめました!
税理士業界の【繫忙期/閑散期】は”求人が増える事務所”もあれば逆に”求人をストップする事務所”もあるので、これから人材業界で働くにあたって様々な業界の繫忙期を学んでおきたいと思いました!

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