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古着屋TRIANGLE、オープンさせていただきました。


2019年8月24日

長野県立大学に通いはじめて一年以上が経つ。

その中でもこの日は、自分にとって一番と思うくらいに大切な日になった。

自分たちが主役の空間。嫌でもこれまでの苦楽や自分にかかっている期待や責任について考えなくてはいけない空間。

正直、当日まであまり実感が湧いていなかった。

「8月24日よりオープンします!!!!」

そう発言したり、発信していても、あれ?これってどれだけ大変なことなんだっけ?これ、失敗したらどうなるんだろう。

進まない準備やオープン当日うまくいくかに対する漠然とした不安はあったけれど、自分が置かれている状況を理解しきれてはいなかった。

いや、今だってあんまりわかっていないや。

でも確実に言えることはあって。今まで関わってくださっているすべての人へ、ありがとう。

伝えたいことはたくさんあって、でも気をつけないと溢してしまったり間違った伝わり方をしてしまうかもしれないから、好きになれない自分の言葉で、ちょっとずつ書き留めている。

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古着屋TRIANGLEオープンしました。

イベントにはたくさんの人が来てくださった。

たくさんのお花やお祝いをいただいた。

たくさんの声をかけてもらえた。「おめでとう」っていう言葉は、素直に受け取ることができていい言葉だな。

「かっこいいね、思っていたよりすごい。」いやいや、これからもっとかっこよくなっちゃうんだから。

「若いのにすごいね、学生なのにすごいね。」学生だからこそ信頼してもらえたり、力を貸してもらえたりして。本当に恵まれているんです。

こんな会話をするのもだんだん慣れてきてしまっている自分がいた。


イベント中、ずっと自分に言い聞かせるように言っていた言葉があった。

「ここから」

ここからが勝負だ、と、つくづく思う。

店を構えることができた。これからも自分と関わる人や自分にできることは増えていく一方だろう。

その中で忘れてはいけないのは、謙虚の心、そして、今まで助けてもらった恩。

本当にたくさんの人に引っ張ってもらってこの位置に立っている。今までは助けてもらってばっかりだった。

じゃあ、これから何ができるのか。自分って何をしたいんだろう。

贅沢にも、19歳でお店を持たせてもらえている。

その贅沢すぎる機会や経験を将来にどう活かしたいのか。

ふわっとした自分のなりたい姿はあるけれど、それをどうやって形にするのかとか、今の経験をどうやって自分の糧にするのかはまだまだ分からないままだ。

それを考える絶好の機会を、古着屋のプロジェクトを通していただいている気がしている。

ここから、どんなことを考えていかに深い時間にするかは自分次第な気がしている。

そのためには、色々、お勉強も必要なんだろうなー。


イベントが終わった夜から、自分の「ここから」という言葉の意味を確かめるようにこんなことを考えていた。


でもやっぱ今自分の感情の中を探ってみると、一番大きいところを占めているのは感謝だ。

自分たちのお店を祝ってあれだけの人が集まってくれたあの空間って異常で。

自分たちの人柄を褒めてくれたり、「君たちだから応援するんだよ。」という言葉をかけていただいたりした。

あの日のこと、やっぱり一生忘れないだろうし、自分なんかを応援してくれる人やあの空間にいてくれた人、これまで出会った全ての人に感謝だ。と思いながら最高に楽しんでいた。

本当にありがとうございました。

こんな、変な感じの文章になってしまったけれど、これをオープニングの謝辞、報告に代えさせていただきたいと思います。





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ふたりへ。

言うに言われぬ寂しさがある。19年生きてきて、埋められていない。

いつも、心の何処かにもやがかかって、純粋になりきれない自分がいる。

どこか満たされず、誰かに頼るしかない。

仲間や家族に恵まれているし、いつも誰かと一緒にいるから寂しさではないのかもしれないけれど、言葉にするとしたら寂しさだ。

人は寂しい生き物なのか。幸せの裏にはいつも寂しさがくっついている気がする。

”寂しさを埋めることができるのは、寂しさを抱えた人のみだ”

確かに、そうかもしれない。

あの二日間で、そんな自分の満たされない部分を包んでくれる、仲間の二人の大きさや優しさを改めて実感したよ。

大切にしなきゃならないな。

本当にいい仲間に出会ったと思っています。ありがとう。二人とも大好きだよ。

これからもよろしくね。