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コンマスより「あと1日!!!」

こんにちは、北海道大学交響楽団コンサートマスターをしています嶋田舜紀です。
今日は演奏会前最後、100周年記念演奏会まであと1日のnoteです。

最後のnoteを任されてしまって、何を書こうか考えてみたのですが、あまりいい案も浮かばず(…笑)。なので少し内輪話にはなってしまいますが、私から見た今の北大オケにいる人たちについて話そうと思います。


まず、今回2週間前からずっと続いているこのnoteでトップバッターを務めたVn(バイオリン)パートです。コンマスももちろんVnなのでオケの中でも一番よく理解しているつもりですが、何しろ人数が多くて…。同期は自分含め8人なのですが、自分の下の後輩は全員で35人もいるので(しかも今年の1年目は女子率高め)、コミュ力が求められるところですが私は残念ながらそんなもの持ち合わせていませんでした!!(ごめんなさい)。それでも今日まで一緒に練習をして一緒に音楽を作ってきました。未熟な自分についてきてくれてありがとう。同期、トップ、先輩後輩、みんなに感謝です。本番まとまったVnパートで頑張ります!

Vla(ヴィオラ)は自信家が少ないかなと思います。Vnが幼少から楽器をやっていた人が多いのに対してVlaは高校以降に始めた人が多くいるので中々大変そうです。でも、普段練習場所はVnのお隣なのですが、VnよりVlaの方が練習してる人をよく見かけます。努力家の多いVlaだと思うので本番自信持って弾いてくれると嬉しいなと思ってます。絶対上手く弾けるので。

Vc(チェロ)は上手いです!なんならVnより偏差値高いと思います。チェロトップがうまさ全開なので、自分も負けてられないと思わせてくれます。平均身長が高くイケメン揃いのチェロは演奏でも頼り甲斐あるパートです。本番も頼りにしてます!でも自分も頼られるように頑張ります。

Cb(コントラバス)は楽器の大きさに比例してなのか、性格の落ち着いている人が多い気がします。Vnが落ち着きないんですかね。そんな Cbですが、noteでも言ってくれているように、第九のCbは鬼難しいです。練習しているところを見る度に本当によく練習して頑張ってくれてるなと感心するほどです。目立ちにくい、でもいてくれないとオケは成り立たない、そんな大事な存在です。VnとCbは弦の中で音域が一番離れていますが、音色を寄せて弦でまとまりが出せるように頑張ります!

Ob(オーボエ)は個性派が多いですね。トップもとても面白い人です!オケ開始前のチューニングでは、コンマスはObからA(ラ)をもらうのですが、今でも何度やっても緊張します笑(合わないときの視線の痛さといったら、もう耐えられない)。本番でもよろしくお願いします。

Fl(フルート)はなんと言ったらいいでしょうか…。状況はハーレム状態だけど空気はハーレムじゃないというか…(詳しくはnote Fl 回で)。トップだけ男子なのにその一人が強すぎて(そして真面目)、反論させない強者感もあって見てて面白いです笑。でもFlパートは音はとても魅力的で、木管を束ねる頼れる兄貴もいて、一緒に本番いい演奏できるように頑張りたいと思います。

Cl(クラリネット)はトップがでかいです。演奏が繊細で表情豊かで、3楽章たまに顔を見るとちょっとエロい顔してたり。そして立つとでかいです。Clは音色もいいですが、楽器のせいなのか周りと合わせるのが上手い印象があります。本番でClのあの音色を聴けることが自分も楽しみです。

Fg(ファゴット)は唯一同期(3年目)がいないパートです!(悲しい…)。2年目がブイブイ言わせているFgですがその空気感もまた不思議で、トップが少しヤバみのある人だからなのかなんなのか…。それでも木管の縁の下の力持ちでいい音色を楽しみにしてます!

Hr(ホルン)は今回中々大変なパートと言ってもいいでしょう、なぜなら今回の指揮者で来ていただく秋山先生はHrをされていたのです!秋山先生から指示が行くたびに「ホルン頑張って…」と応援はしてましたがそれでも難しそう…。でも秋山先生の指示を受けてどんどんよくなっていくのを聴くと自分も頑張らないとと思わせてくれました。本番一緒に楽しく演奏できたらいいなと思います。

Trp(トランペット)は私は勝手にめっちゃ体格のいいイケイケな人が吹いているものだと思っておりました。私の父がTrp吹きなので結構興味ありで北大オケのTrpを見てみると、がたい:普通、性格:奇妙 という感じです。中々個性豊かなパートになっていて面白いですが、やはりここぞの時の音はすごいと感じます。本番も楽しみです。

Trb&Tub(トロンボーン&チューバ)はnoteでも書いてありますが、練習場所での出現率の高さはNo.1なのではないかと思います。本当にいつでも誰かいる感覚で、昼ちょっと弾きにいこうと行ったらなぜかいるみたいなことがしばしば。本当にすごいです。ちなみにVnは出現率低めです…(自分を除く)。オケを支えるTrb&Tubパートの厚みある音は本番でも頼りにしたいところです笑。

Perc(パーカッション)はキラキラしてます。見てて眩しい元気さがあります。私はもう年で腰も折れて、Percが眩しすぎて直視できないレベルです…。おお、眩しい。そんなPercは演奏でも盛り上げ役だったり、やはり元気を与えてくれる存在な気がします(Percのいない日の練習はちょっとさみしい)。本番でもオケを、ひいては100周年を盛り上げてくれることでしょう。


さて、長々とパートについて話してきましたが、もう2つ組織の紹介します。

一つは残り3日のnoteを投稿していた役員会です。
詳しくはnoteを見てもらえればと思いますが、総務を筆頭とした7つの部署からなり毎週一回集まって会議をしています。演奏会の開催ができている裏には役員会がなくてはならない、というか役員会がいないと演奏会ができないんです。オケのために頑張ってくれて本当に感謝です。明日の演奏会でも裏でバタバタしてそうな人がいたらそれは役員会の人かもしれませんね。自分たちはその頑張りに応えられる演奏を作れるように頑張りたいなと思います。

もう一つは各パートトップからなる演奏委員会です。今まで続いていたnoteを書いていたのは各パートのトップたちだったんですね。演奏では全員第九で首席を務めます。
私も未熟でトップたちには迷惑をたくさんかけました。第九をやることに決まってからここまで演奏面でも運営面でも支えてくれた彼らには本当に助けられました。
たくさん書きたいことはありますが、長くなってしまうので最後に一つ。うちの代のトップは自慢のトップです。頼りない私ではありますが、本番よろしくお願いします。


北大オケの100周年ということで、特別な時間になるように全員で頑張ってきました。ぜひ聴いていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

前日のホール練習後に!

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