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3rdアルバム『ちゃんなべ』歌詞集

1.屑屋

死にゃあ仏 何言ってやがる

こんなもん仏でも何でもあるかこの野郎

こんなひでー奴はいねんだ

俺はこの野郎にどんだけ酷い目に遭ったか

本当にイジメられたよ

ガラスの破片を買えだ 石ころを買えだ

ある時はこの場の雰囲気を買えって

こっちはだって殴られるのが怖いから

一文払っちまった 雰囲気に


こないだだって酷い目にあった

地べたに描いた絵を買えって

買ったんだったら持ってけって

持ってけったって地べたの絵じゃしょうがねぇよ 

こうやってバカみたいにさ
言いなりになってドロドロの地べたの土掴んで袂に入れて

それをまた長屋の子どもたちが集まって遠巻きで見てて指差してゲラゲラ笑ってんだよ

また屑屋がらくだに虐められてるよってゲラゲラ笑って

何が情けねぇつって

そのガキの中にうちの子どもが2人混ざってるんですよ

うちの子どもだってね

お父さんって泣きてぇところだけど

そんな泣いたら友だちにハブかれちまうから

涙堪えてグッと我慢して一緒になって作り笑いして指差して笑ってる

そんときには子どものためになんとかしなくちゃいけねぇ

子どものためになんとかしなくちゃいけねぇ

だけど出来ない 

俺が死んだら残された家族が路頭に迷っちまう

だからボコボコ殴られたって
髪の毛抜かれたって
ひーって堪えて

あんまり俺のこと見くびてんじゃねぇぞ

優しく言ってるうちに酒つげバカ


2.空気感染

すごくでたらめなことを
いなくていい人と話した朝焼けまで

なにか足りない料理は足りなくていい
悲しみで濡れた部屋の窓から
エコバッグの投身自殺

街を見下ろしている丘が
私を風になびかせる前に

同じ服は二度着ない
あなたの空気に触れてみたい
ほんとは気にしてるから
私にシールなんて貼らないでよ

私を少しあげれば
無垢なんてこわれるかな

コースロープみたいって笑うかな
笑うのかな


3.汚れた

汚れた 汚れた 汚された

汚れたものだ 汚れたものだ 汚れたものだ


4.げーつるび


※物心まだついてないような子どもにクレヨンと画用紙をあげたら好奇心の赴くままに自分の好きなものを自由に楽しく描くようなそのドキドキワクワクを今の年齢の自分でもやりたくて作った曲。音源は高校生の頃にレコーダーで録音していた物

5.ひざ

なんでこんな目に遭うだろうか

こんなことならうちにいればよかった

生きるために 生きるために

勇気なんて出さなきゃよかった

辛くて 立てなくて 膝ついて泣いた

早く帰りたい 生きるために


6.眠たい

どうしてこんなに毎日眠たいの

僕は病気 病気 病気 病気

病気


7.山くずし (隠岐盆踊唄)


※隠岐島や島根県の盆踊りで唄われる山くずしのカバーなんですが、色々バージョン違いがあり歌詞集では表記せずにしています


8.ちべたん

阿 吽


9.もやしラーメン

今日も僕は  もやしラーメン
お金がなくて もやしラーメン

今日も僕は  もやしラーメン
お金がなくて もやしラーメン

おーい誰か食べにおいでよ
おーいこんなに美味いもんがあるのに
部屋で1人

今日も僕は  もやしラーメン
元気がなくて もやしラーメン

今日も僕は  もやしラーメン
勇気がなくて もやしラーメン




10. 教室のニキビ

教室のニキビが 
いつも僕の頭のどこかに
気にしないようにしてもいつかは腫れる

ずっと僕のことを見ている
いつもどこにいても
あのニキビがチラつく

搔く 掻く 嫌になるまで掻いて血が出る
汚くて頭がぐわんぐわんする

殺す ちんぽで殺す




11.ちゃちゃつぼ(わらべうた)

ちゃちゃつぼ ちゃつぼ

ちゃつぼにゃふたがない

そこをとってふたにしよ



12.ふわふわ

死んだ人が好きなんだ
ヤなことなんにもしないからいいんだ

静かに丸まって なんだかかわいい
昔何してたの
思わせぶりでかわいい

人は死んでから気にかけてもらえるんだ
僕もはやく死にたいな

死んだ人は幸せ運ぶんだ
みんなの笑顔の真ん中にいたい
いてみたい

死にたいな



13.うさ

僕が飼ってたうさぎが
先月死んでしまった

名前をつけてなかったって気づいても

浮かばないさ 今さら
金魚の時もそうだし

からっぽの飼育小屋を片付ける

変われない いつまでも

豆乳バナナとミニドーナッツを食べてくれよ
元気がない時僕はよく食べてるから

変われない いつまでも



14.ちゃんなべ


※ちゃんなべの愛らしく凶暴なボイスをお楽しみください

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