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私物化について分かったこと。

 さっき友達と飲んでいて気がついた話なんですけど「会社を私物化する」ということの意味が分かった気がしました。

登場人物A
 友達は小さな小売店をしていて、3代目なのですが商売が面倒なので少しでもバイトを雇い入れ仕事から出来るだけ離れたいそうです。
 赤字にならない範囲で従業員を増やしたり、給与を払うことに躊躇がなく、もし赤字になるようなら店を閉めても良いと考えいます。ただ今のところうまく回っていてソコソコ満足しているそうです。

登場人物B
 もう一人の友達も会社経営者、自分で起こした会社です。今借りている事務所では手狭なので不動産屋でよさ気な物件を紹介してもらっているのですが、家賃が気になって中々踏ん切れない感じ。社員の方とお話しても、お金の話となると「お金ないねー」とかなし返事。

 私の感想は、Aのお店はお金をじゃんじゃん回していて、回っている事が大事だと考えているようです。お店の存続に拘りはなく、お店のお金と自分のお金を完全に分けて考えているので、儲かれば良し、儲からなければお店をやめる。と考えています。これは私物化してい状態と感じました。

 また、Bは家賃の負担を自分のことの様に感じていて、社員からの予算要求などに精神的な負担を感じているようです。Bは創業者なので会社=自分を重ねがちですが、会社で必要なものは決済すべきだし、判断に私情が入り込むべきではないと感じました。これが私物化だな。とわかりました。

 自分の会社に愛着があるのは分かるのですが、良くも悪くも会社を起こした以上「公私のけじめ」が分からないとそれだけで不幸になるというはなし。


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