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ポールプリンセス!!が俺を強くしてくれた。

某アニメ(ポールプリンセスではない別のもの)を最近見た。正直、初見では少し退屈なアニメだった。ファンの間でも賛否両論でなかなかカオスだ。

しかし、仮にもこの某アニメは大好きなコンテンツだ。つまらないという負の感情を抱えたまま終わって良いのだろうか…。いや、何か楽しめる方法があるはず。そう、見方を変えてみよう。そう決意してもう一度劇場へ足を運んだ。

その結果、自分の中では神アニメになった。某アニメに出会えてよかった。しかし、某アニメから逃げずにここまで立ち向かおうとは、以前の自分では考えなかったかもしれない。このように考えることができたのは、某アニメを見る前の時期に「劇場版ポールプリンセス!!」を見た経験があったからこそなのだと思う。


キャラの気持ちに寄り添ってみようという話

ポールプリンセスも神アニメであった。初見で見た時はストーリーについては退屈に感じていたが、後半のパフォーマンスに心が震え感動した。以降何かに取り憑かれたかのように何回も観に行っている。ポールダンスを目当てに、もう一度みよう、もう一度みようと繰り返していたが、見るたびに新たな発見がある。

2回目を見る前、YouTubeで公開されているWebアニメを視聴し、映画では詳細に語られていないキャラクターのバックボーン、特にキャラクターそれぞれが抱えるポールダンスに対する想いをよく知ろうとした。そして改めて劇場版を見てみると、最初は退屈に思えたストーリーが涙無しでは見られなくなった。誇張無しに、ボロ泣きしていた。キャラクターはこういう問題を抱えてて、この場面でこういう感情を持って、そしてこうやって解決していった。キャラクターの気持ちに寄り添って、深く軌跡を辿ってくとこんなにも違う景色が見えるのかと感動した。この経験があったからこそ、某アニメをもう一回見てみよう。今度はキャラクターの気持ちにもっと寄り添って見てみよう、という考えを持つことができた。


立ち向かう勇気をもらった話

ポールプリンセスは見る度に新たな発見がある。ストーリーについてだけでなく、細かいキャラクターの関係性、ポールダンスや曲の歌詞に現れるキャラクターの個性や感情など様々だ。その中でも主人公である星北ヒナノのパフォーマンスが自分に勇気をくれた。

彼女には過去に失敗して挫折してしまった経験がある。たった一回の失敗で、大好きだったものを諦めてしまった。しかし今回、彼女はその挫折のトラウマを乗り越えて、大好きなものを絶対に離さない!という意思を固める。そのきっかけが周りの仲間たちだったり、何よりポールダンスが大好きだという自分の感情だった。それを自分に重ねた。大好きなコンテンツ、今までは面白かったのにたった一回退屈だと感じただけで終わって良いのだろうか。いや、そんなわけない。俺は逃げない!ヒナノがポールを握って離さなかったあのパフォーマンスのように、俺もこの某アニメを離してやるものか!そう決意することができた。

そしてこの経験は、某アニメ作中の描写にも当てはまる部分があった。そう、某アニメは周囲の人たちや曲の歌詞から勇気をもらう話だったのだ。確かにわかり辛いかもしれないし、わかったとしても退屈に思えるかもしれない。しかし、周囲の仲間たちから立ち向かう勇気をもらって、ポールを離さないヒナノを見たからこそ、そして何よりそのパフォーマンスを見て心が震え、自分自身が勇気をもらったからこそ受け入れることができたのかもしれない。


まとめ

劇場版ポールプリンセス!!は俺の価値観に大きな影響を与えてくれた。ポールプリンセス!!自体が神アニメであることは間違いないが、その他の作品に対する見方を変えてくれた。楽しみの幅が広がったような気がする。この経験がある限り、コンテンツの負の面を見つめるだけでなく、良い点を探して自分なりに楽しんでいける。そんな勇気が湧いてくる。そういう意味で、ポールプリンセス!!は俺を強くしてくれた。ありがとうポールプリンセス。

ー蛇足ー
ポールプリンセス!!の主人公、星北ヒナノちゃんめっちゃ可愛い、大好き。どうやらシャニアニの続編には、彼女と同じ声優のキャラクターが登場するらしい。こっちも楽しみだな。

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