家族のこと

個人的にはあまりつまびやかに語ることでもないんですけど、病気になってやはり気になってしまうのは家族とのしこりでした。
本当に月並みな幸も不幸もある家族だったと思います。だからこそ語る事もないし、このご時世どういう経路で特定に至るかも分からないのでそういう観点からもあまり書くべきことではないんだろうなと思います。

でもここ数年は本当に「心から家族とつながった」と思える瞬間がなくて、「これが親離れってやつかぁ」とぼんやりと思っていたりもしました。
親に対しては兄弟との差の扱いが本当に目に見えて嫌だったりもしたんですが、そのステップでやっと独り立ちできたと思ったんですよね。一人暮らしも出来てたし。

それが病気になってどうにもならんくなって、結局戻ってきてしまうという……。

親心に学校行けなくなった時期とかもあって心配な子供だったんでしょうね。親が共働きだったから、家事は一通りやらされて、「なんでわたしだけ」って思いながら渋々やってました。結果的にはオーライだったんだけど、未だに、あまり、許せてはいない。一人暮らし初めて自分のための家事をやるようになってからようやく「家事って楽しい」って思えました。
これは何だ。誰にはなしているのだ。

まぁいいや。今はまぁいいやと思える。強めな意見も、息絶え絶えになりながらなら言えるし。(本当に過呼吸気味になるのでこれは最後の手段)

家族とのしこり、未だに全快というわけにはいかんのですけど、一回破裂したことだし、もうなかったことにならんかな。
つーかこの歳になって家族の所為・親の所為言うのもみっともないってわかってるんですけど、それなら家族の側も反省してくんないかなぁ!!!!!と思う自分でした。とっとと頓服入れて寝まーす。

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