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誇れるものはなんやろかって話

起床。また妹と一緒に出られなかった。いつも起こしてくれるのにごめんよ。

準備して家を出る。あたたかい。もうそろそろ、ダウンをしまってもいいかもしれない。ヒートテックも、毎年ゴールデンウィーク前まで着てる。絶対長すぎだよな。でも春、急に寒くなるから。

先日友人に「友達欲しくない?」と誘われた会合に参加してきた。怪しくない。全然怪しくなかった。友人は案の定遅刻。いない間も楽しかったけれど、現れたときの安心感。やっぱり知らない人ばかりの空間は心細さあるよね。紹介もあって、お仕事をいただけるかもしれない。この流れで仕事っていうとネットワークビジネス感出てくるな。怪しくない。怪しくないです。


夜は知人の舞台を観劇しにいった。こちらでもサイト制作をご依頼いただいた。本当にありがとうございます〜!と言ってくださるけれど、九割九分フライヤーデザインの方のおかげなのでどんな反応をすればいいか分からなくなる。

こうして自分で企画してなにかを作り上げている人たち、尊敬する。「ある家族の冒険」という、歪な家族の物語が特に刺さった。恐らく、父親の素行がよくなかった家庭。成長して手のかからなくなった息子と娘。子育てをした記憶が薄れていく母親。父親が出ていって、今まで手にすることができなかったあたたかい時間を取り戻そうとする息子の努力が、歪んでいて、それに応えようとする母親も歪んでいて、みていて苦しくなった。台本をいただいたので、帰宅したら読み返してみる。

知人が演出を担当した「午後の死」、私はこういった婉曲な表現の意図を読みとるのが苦手。全部、主人公の頭の中での出来事だったのかな。先輩も女の子も、本当はどこにいたんだろう。志賀直哉も、ヘミングウェイも、読んだことがないから分からない。こういう時、自分の知識不足を痛感。


帰宅。人の多い道を通りたくなくて、途中下車。歩きながら考える。昨日のライブの時も思ったけれど、私が自信を持って、胸を張って人に話せることってなんだろう。堂々としていられるもの。

多分、この日記かもしれない。毎日は書いていないけれど。もっと素敵な文章を書く人もいるけれど。生活の中で深い思考もしていないけれど。このアカウントは、今の私の全てだと思う。絶対に死守したいし、守らないといけない。これだけ、これだけしかないけど。

昨日と同じ公園に寄って、これを書いている。今日はベンチ。まだ早い時間だからか、サッカー少年が練習している。


※サムネは、レモンタルト。

サポートしていただける日が、いつか来るのかなあ。