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ボストンご指名ナンバーワン!

。。。が、最近、完全に私の生活の中でギャグになってる。

https://locotabi.jp/loco/hyacinth#user_show_interview

  私にトラベロコを紹介してくれた友人ですらが、キャバ嬢じゃあるまいし😂って、お腹を抱えて大笑い。私も一緒に笑ってるけど、でも、もう今や私の生活に、このトラベロコを通じての「ロコ仕事」は欠かせない、どころか、楽しくて楽しくて、もっとやってみたい、ここもご案内してみたいと、私のこのボストンでの海外生活を一変させてくれるほどの大事な出会いだったと心から感謝したいっていうのが本音かも。

 もうすぐ始まるボストンマラソン。あの事件の日、私はあの喧騒の中にいて、子供たちを守りながらレッドラインのチャールズ駅まで歩いた。何が起きたのか何もわからない。ただただけたたましく鳴るサイレンの音と逃げる人の流れ。あの怖さは、今、これを書いていても浮かんでくる。
 あの日からボストンマラソンは、私の中でテレビで見るものに変わった。もう二度と、あの道沿いで応援する、あの興奮は私には無縁のものだと思っていた。

ロコ仕事で再びボストンマラソンと関わることに

 ところが今月のはじめ、ロコ仕事でボストンマラソンを走るアスリートのお客様からお手伝いの依頼が入った。

 「コースの下見、ゼッケンの受け取り、EXPO。。。」

 そんな言葉を聞くだけで、ワクワクしている自分がいた。なんだか信じられない気持ち。ロコのおかげだな、ってなんだか感謝したくなったよ。ボストンの大事な行事だもの一緒に楽しみましょうって、お客様が差し伸べてくれた手を通じて立ち上がれたような。うん、ほんとそんな感じがする。

 ロコ仕事って、そんなところがあるのだ。私が大好きなボストンをお客様に紹介する、というより、それを紹介したいがために私がもっとボストンを好きになる気づきを与えてくれる。

 お客様との出会いは、まさにそれの繰り返しだった。それを繰り返してのナンバーワン!だもの、これはもう、私の暮らしの中になくてはならない大事な仕事だと心から思うのだ。

ロコ仕事のワクワク感は、ご相談をいただいたその時から始まる。

 これから夏休みにかけてのご依頼を、すでに数件いただいている。お客さまにとっての旅行が計画から始まるように、私のワクワク感も、ご相談をいただいたその時から始まる。

 お客様の大雑把な希望を伺って、時間を計算してプランを立てるのは楽しくて仕方がない。できること、できないこと、せっかくここまでするのだから、こんなことも経験しては? こんなこともできますよ、っと私の経験をフル稼働させてプランを立てる。

 プランを提示した後、お客様のボストン旅行へのワクワク感が増してるな、って感じる時がうれしくて仕方がない。お客様によっては、じっくり観光したい方もいれば、とにかくみた!行ってきた! を求める方もいらっしゃる。

 以前出張の空き時間にとにかく少しでもいいから観光したいとのご依頼で、それなら行けるだけ行ってみましょう!とあっちもこっちも、とドライブしてたらまるで往年の「がっちり買いまショー」のようなクルクル目の回るような観光ドライブ。でも、お客様からこんなにいけたなんて!と驚きのレビューをいただいて嬉しかったことがある。

ロコ仕事は私の「取材」にも還元される

 『取材』と称していろいろ経験することを楽しんでる私。このロコ仕事は、私の『取材』にも還元されて繋がってるのだ。

 例えば、先週訪れたこちら。。。 

 今まですごいとは聞いていたけど、出かけたことはなかったレストラン。5月にご予約いただいたお客様の旅行のポイントは食べ歩き。

 美術館とか、観光地とか興味ないんです。綺麗な写真が撮れるところと、ひたすら美味しいものが食べたいなーっというストレートなお客様からのリクエストをいただいて、私の方もなんだか嬉しくなっちゃって早速このインスタを送る。するとお客様もすぐに反応してくださって、よっしゃ!この際だから下見してきます。ってことになったのだ。

 
そして、早速私のブログで紹介してリンクを送ると、食レポありがとうございまーす!ってお客様からもすぐに嬉しいお返事をいただいた。もう出発までの日々が待ち遠しくて仕方がないって。私の方もワクワクしてる。早くご一緒したいな😀

トラベロコで初めてのサービス提供は不安でいっぱいだった

  それでもこんな私だけど、能天気にロコをはじめたわけでもない。

 最初はどんなお客様が来るのか心配だった。登録してからネットを検索すると、トラベロコは違法であるとか、そんな言葉に怯んだりもした。

 そんな中、はじめて受けたお仕事は大手医療メーカーのコンベンションブースでの通訳。それが初仕事だったこと、そしてそれによって自分も新しい世界を勉強できたこと、面白い出会いがあったこと、それがこのロコ仕事が楽しくなった理由かもしれない。
https://locotabi.jp/loco/hyacinth/reviews/3857

トラベロコでアテンドしたお客様をご紹介!

 今までたくさんのお客様と接してきた。数日に渡るご案内。

 最初は吉原さん、〇〇さんだった呼び名が、ノブコ、〇〇コと変化するぐらい、昭和の言葉で言うならナイスミデイパスの旅行みたいな女ふたり珍道中ドライブになって、別れがたかったお客様もいた。
https://locotabi.jp/loco/hyacinth/reviews/9419

 オタクさんのお客様のご案内は、私の方こそ楽しくて仕方がない。こんな世界があるのだ。こんな見方があるのだ!と、私が知らなかったボストンをこのお客様たちによって物凄く教えていただいた。

 そして嬉しいことに、最初の頃は「こんなオタクに付き合わせてごめんなさい」状態のお客様が、私が興味津々なのを喜んでくださって、ますますいろいろなことを教えてくださる。それによって、私のボストン愛がまた深くなったのは言うまでもない。
https://locotabi.jp/loco/hyacinth/reviews/20345

 可愛いお客様もいっぱいいらっしゃる。今でも微笑ましくて時々思い出すのが70代のおじさま御一行。同じ会社を定年退職なさった5人組で、年に一度、いろいろなところを旅行されているのだとか。

 今回はボストンに上陸して、北上してメイン州のアーケデイア国立公園からフロリダ州のキーウエストまでファミリーバンをレンタカーしてのドライブ旅行。その皮切りにボストン観光をなさると言う。ほんの少し前レンタカー会社から借りてきましたっという車で私を迎えに来てくださった。ど〜考えても左ハンドル操作が怪しい。信号もちゃんと見てるんだか、見てないんだか。

 あまりのスリルに、〇〇さん、もし〇〇さんがうちの夫だったら、今この瞬間にバトルが勃発してますね。って私が言うと、後ろに座るメンバーから爆笑の嵐。そしてちなみにこのおじさま方、車の運転がしたくてたまらない。観光ポイントで駐車するたびに、今度は〇〇さんの番ねー♪っと運転手が変わる。運転してる目が免許取りたての少年のよう。助手席に座る私はヒヤヒヤしながらも、このなんとも言えないおじさま方の弥次喜多道中が可愛くて仕方がなかったのだった。

ロコ仕事を通して出会えた心温まるご夫婦

 
 それでも、旅行ははじけることだけを求めて訪れる方ばかりとは限らない。お客様とのお付き合いの中で、私も心が温かくなるような、そんな出会いもあった。

 灯台巡りを希望された、穏やかで上品なご夫婦。奥様と私の女同士のお喋りの中で、亡くなられたお嬢さんが灯台巡りを楽しまれていたと伺った。そんなドライブの中で、今では現役を退いたような灯台を奥様が発見!入ってみると可愛いレストランで、そこでランチをいただいた。ご夫妻の、お互いを大切になさってる空気がご一緒に過ごしていても伝わる。

 ああ、きっとお嬢さんがこのレストランにご両親を連れてきたかったのだろうなあ。。って、なんとも心が温かくなった。

トラベロコでロコ仕事をはじめたきっかけは友人からの紹介だった

  このロコ仕事を始めたきっかけは、ロコインタビューでも応えたけど、友人からの紹介。友人が、リタイアしたら始めてみたい仕事だなあ。。。って、そんな風に私に教えてくれたのだ。

 ほんと、この言葉どおりだと思う。ロコ仕事って、「おこづかい稼ぎ」とか「旅行ガイドの仕事」とかそういう金銭のためのものでもない、なんだか日々を楽しくワクワクさせるような、そんなある意味「趣味」のような「仕事」なのだ。

トラベロコの今後のビジョンにワクワク

 トラベロコの方針が、「日本人が世界とつながって、本当に「したい」がかなう場を提供しよう」ということなのだとか。夢は「インターネット上の日本人村を作る」ということらしい。

 なんだか、それってちょっとワクワク。ロコ仕事は、観光案内だけでは無い。ここボストンという土地柄もあって、留学のための生活セットアップ、短期留学手配のお手伝い、レッスンの同時通訳、緊急の病院への付き添いや、ご両親が旅行を楽しまれる間のベビーシッターなどあらゆることに関わってきた。

 このロコ仕事をすることによって、お客様から「ボストンのおばさん」「ボストンのお母さん」そしてはたまた「おねいさん」などと嬉しい呼び名までいただいた。これからもボストンのナンバーワンとして、「ご指名」があると嬉しいなあ。。。😀
 

1992年からのアメリカ暮らし、ボストンはそろそろ四半世紀になりました。 「取材」と称していろいろ経験したり、観光ガイドも楽しんでいます。 https://locotabi.jp/loco/hyacinth 応援していただけたらとても励みに思います。