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無駄をつくれなかった反省

2023年のアドベントカレンダー最終日です。株式会社百森の多彩なメンバーが書いた多彩な記事、楽しんでいただけたでしょうか?みんなの仕事や生活、暮らしがにじみ出るような記事が多くてよかったなと個人的には思っています。

さて、最終日だったはずなのですが、実は昨日から記事を書こうと思っても、全く筆が動いてくれません。

「経営に野心は必要か 養殖した野心で戦えるか」「態度で他人を動かす病とその対策」「林業DXはまず補助金業務からお願いしたい」「現実が最も合理的なので変えるなら合理性を越えろ」「金がほしければ金の流れの周りへ 上流はもっとソトに行こう」「森づくりの価値 時間軸を売ることはできないか」みたいなテーマが浮かんでは消えを繰り返します。

きっとそれぞれ書こうとすればひと記事くらい書けるんですけど、心がどうも動きません。だいたい浮かんでくるテーマからして、金とか商売のことを考えすぎなんですよね。もっと必要ではないことにリソースを使いたい。思えば、前に書いた映画に関する記事についてもそういう気持ちだったのかも知れません。

いつ読んでも Calvin and Hobbes は最高

そこで最近やった無駄であったことを思い出そうとしているんですがなかなか出てきません。焚き火とかも今年はできてないです。焚き火をしながらAudible聴いたりする時間はやっぱり意識的に確保しないといけないですね。あ、Audibleで思い出したけど最近科学哲学の講義をまとめたりしていました。あれは良質で無駄な時間だな。

今年は会社としてもいろいろ無駄に挑戦できるつもりだったんですが、自分の体調不良なんかもあり微妙に終わってしまいました。本屋とか、アートスペースとか、ちょこちょこ種火はあるんですが、手入れがぜんぜんできていない。本屋なんかは特に、Amazonがある今の時代でどういう意義で成立するのか立ち止まる場所として最高なのにね。

来年はそういうものを動かす状況をちゃんとつくっていきたいです。まあそのためには無駄じゃない部分をホンキでやっていかないといけない訳ですけれども。無駄への道を効率化が握っているという皮肉な現実にへこたれず、がんばっていきましょう。今年はいろいろお世話になりました。来年もよろしくお願いします。(田畑)

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