初めての原稿料

実は初めて原稿料を頂いたのはコンプティークではありませんでした。

メディアックスの『パソコンパラダイス』という雑誌です。
1993年、20歳の時ですね。もう25年も前の話です。

入ったばかりのコンプティークのアルバイトでは雑用が主でした。
が、仕事もしないで編集部のゲームで遊んでばかりいる私。
フリー編集の方が「ゲームの原稿書かへん?」と誘ってきたのです。

雑用のバイトに商業原稿を書かせようなんて、
よほど誰でもよかったのでしょう。

原稿料までくれるというので大喜び。
もちろんコンプ編集部には内緒、
事の重大さを分からない私でございました。

原稿料は1ページ5,000円(安い…)。
でも当時の私はとても貧乏で、日々の食事にも困る状態でしたから、
ワープロで文字打つだけでお金が貰えるなんて夢のような話だと飛びつきました。

また、原稿整理とお使いと簡単な編集補助ばかりの当時の私には
(いやそれはお前が遊んでばかりだからだ)
とても魅力的なお仕事だったのもあります。

で、初原稿がこれ。

凄い絵面ですね…でも当時はこんなものでした。
ましてこれ、MSX2だし…
(この当時でもすでに死滅寸前)
ビデオプリンターでキャプチャーして出力した紙焼きを
入稿しますので、本誌に限らずコンプティークでも
紙面中のゲーム画面はこんなものでした。
(PC98とかはポジで画撮できる専用機があったので、
もう少し綺麗に出ました)

結局、この件がコンプティーク編集部にバレて、
クビを覚悟した私ですが、当時の編集長が
「書けるならうちで書きなさいよ、編集部員なんだから」
と無能なバイトを哀れんでかお慈悲をくださり、
それ以降、何だかんだでずっとこの仕事だけで
ご飯を食べてこられました。
(本当に感謝してます)

そんなこともあって創刊前から創刊まもなくの3号しか書いてない
パソコンパラダイスですが、
短いながらも個人的に色々あったのと
初めて原稿料を貰った仕事ということもあって、
じつに思い出深い雑誌です。

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コンプティークの時代

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