アビスパ福岡 2019/3/30sat. 千葉戦 さらに試練は続く
博多の森の抜けるような青空にはためく勇壮な大旗たち。
試合前、かゆうさんに誘われるようにおじゃまさせていただいたゴール裏のトルシーダエリア。
レベスタの時よりも開放感があって、ビッグフラッグがより映えますね。
やっぱりスタンドに傾斜があるといいなぁなんて…
そう、ここまでは楽しかったんだけれど。
何とかホームで初勝利を!
その顔には悲壮感さえ漂うアビスパ戦士たちの登場。
ゴール裏のボルテージも最高潮!
今日こそ絶対に勝たせたい!
対戦相手の千葉も監督交代などあり、ここまで勝ちなし。
どちらも負けるわけにはいかない試合です。
そんな想いが交錯したのでしょうか、キックオフから重心の低い守備的なやり取りが続きます。
前線で気を吐く若きアビスパは、成長著しい前川大河。
スタメンを勝ち取ってからは試合ごとにたくましさを増してきたようにも見えます。その躍進が楽しみな選手の一人!
そしてこちらも伸び盛りの三國、
彼もわずか数試合の間にずいぶんとたくましくなってきました。
がんばれ!アビスパ希望の星!
攻撃のキーマンには当然ながらチェックが厳しい、
石津が常に行く手を塞がれては苦しい展開に陥るアビスパ。
何とか前にボールを運びたいところですが、がっちりと守られてなかなか活路を見出せず…
ジュンは完全にターゲットにされていましたね。それでも何とかかいくぐりたいところでしたが、相手の固い3バックに阻まれバックパスを選択せざるを得ず。
はじめて実戦で見るヤンドンヒョンは評判どおりのプレーでした。ポストプレーでもストライカーでもいける。
これから前線の大きな精神的支柱になるであろう選手、ヤンが最大限に生きる連携をしたい。
焦る気持ちがそうさせるのでしょうか、
落ち着かなければいけない草民、ジュンのところでついミスが出てしまう。
若手のフォローするべきはずが、その逆では繋がるものも繋がらない。
(お行儀が悪いぞ、城後…w)
結局シュートらしいシュートが一本もないという寂しすぎる前半でした。
もっともっとアグレッシブに撃て!撃て!撃て~アビスパ~!
気持ちを切替えて後半へ。
後半早々の大きなチャンス、ドンヒョンのこのシュートは決めてほしかったですね。これが決まっていたら試合の展開はまったく逆になっていたような気もします。
巻き返しを図ったはずが、さらに停滞するという泥沼にハマっていくアビスパ攻撃陣。一体どこに原因があるのだろう…
果たしてそれはメンタリティなのか、ファビオも頭を抱える大きな問題。
ここまで決して劣勢というわけでもなかったのですが、絶好の位置でFKを決められついに失点。
千葉にとっては起死回生、アビスパにとっては重くのしかかる厳しい時間帯でした。
こうなってしまうと前線はもはやカオス、
誰がどうしたいのかさえはっきりせず、右往左往の連続。
勝てないチームというのは往々にしてこうなりますね。
このプレーでもリキはシュートが選択できず…
ゴールに向かって蹴らないことには何も起こらない。
終わってみれば、試合を通してシュート2本という悲しいゲームになってしまいました。
いまだ博多の森でひとつのゴールさえ決められないアビスパ。
これでは後押しするべきサポーターが多少荒れるのもいたし方なしでしょう。
選手とともにファビオの苦悩もまだまだ続くようです。
その「なぜ」の原因をみんなが知りたがっている。
アビスパは今、切り替えるという言葉では済みそうにはない深刻な状況にあるようです。
結果が出るまで辛抱強く我慢をするのか、
それとも現実路線と割り切って千葉のようなスタンスにシフトするのか。
早くも難しい局面に立たされてしまったファビオアビスパ、
その試練はまだまだ続く。
次こそゴールを!
そして待望のホーム初勝利を!
がんばれ!アビスパ福岡!
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