デーゲームに勝てない、

ゴールがまったく入らない…

忌々しい博多の森。

ひとつぐらい勝って俺たちのレベスタに帰りたかったけれど、

それさえも叶わず。

香椎浜でユースの勝利を見届け、すぐさま博多の森へ。

心配された雨もなんとか持ちこたえる雲行き、

祈るような気持ちでスタンドへと急ぎます。

久しぶりにホームでスタメンの石原。

ドゥジェがCBに、最前線には木戸が入りましたね。

甲府の50番田中ユースケ選手が躍動している、なんだか複雑な気分でしたね。

アビスパは相変わらず攻撃が低調、

木戸までほとんどボールが回らず、

なかなか活路が見出せず辛抱の時間帯。

ウタカ、当然ですが効いていましたね。

そのウタカが起点となっていきなりアビスパ失点。

早々の失点でしたが、まだまだここからならば十分に挽回できる、

気持ちを切らさず、まずは同点に追いつきたいところです。

なかなかその存在感を発揮できない木戸。

甲府の守りが固いのか、それともアビスパの攻めがまずいのか。

ビルドアップでもたもたとしている間に、甲府の早い攻めにあっては一気にピンチへ…すべてが後手後手に回る悪循環。

今は何よりも草民の躍動が待たれるところ、そのプレーひとつひとつに期待がかかります。

結局糸口さえ見つけられずに、前半は0-1で終了。

山ノ井は博多の森初登場でしたかね。早く実戦でその姿を見たいものです！

後半はいきなりドンヒョン、ミコルタ投入で二枚替え。

木戸と輪湖が残念ながらピッチをあとにすることとなりました。

何とかゴールを、そして博多の森に勝利の凱歌を！

お久しぶりのドゥドゥ！

出来ることならば今こそ君の力を借りたいぐらいだ…

セランテス必死のコーチングにも、なかなか失点が止まらないアビスパ。

そして古巣への恩返し弾となってしまったドゥドゥの追加ゴール。

キツイなぁ…クリアが偶然目の前にというラッキーはあったにせよ精神的にも堪えるゴールでしたね。

甲府のサッカーはゴールまでの設計がハッキリしていてその完成度も高い。縦に早くグランダーで繋ぐパスをうまく止めきれないアビスパ守備陣。

それともプレーの精度の違いなんでしょうかね。

結果が出ないと、チームはどうしてもこういうカオスに陥ってしまう。

パスミスをかっさらわれ、そのままカウンターに沈むというとどめのドゥドゥ弾。

もはや沈黙のバックスタンドでした。

最後のカードは今やアビスパサポーターの希望、北島祐二登場！

結局試合はこのまま0-3で終了。

博多の森は歓喜の甲府サポーターをのぞいてスタンドは静かすぎる静寂に包まれてしまいました。

レベスタに戻ればすべてがうまくいくわけではない。

博多の森で不調だったことには何かしらの原因があるのだろうか。

攻撃が一向に改善されない理由は一体どこにあるんだろう。

声が届いていないはずはない。

ファビオがきっとその姿を進化させ、

いつの日か、俺たちのレベスタで見せつけてくれるはず。

がんばれ！

アビスパ福岡！

こんなうれしいエールも届いていますよ！