アビスパ福岡 2019/4/3wed. 栃木戦 博多の森についに歓喜の声が!
博多の森で迎えるはじめての平日ナイトゲーム。
澄み渡る夕暮れの空、キックオフ1時間前に着いたそこはホーム初勝利への期待にあふれていました。
博多の森に沈む美しいサンセット。
だれもが待ち望むホームでの勝利、選手たちは中三日でどのくらい走れるのか。
さすがに人数は少ないけれど、一体感を増すゴール裏。
日没とともに選手入場、
花冷えで肌寒く感じるほどの陽気でしたが、熱い試合をのぞむばかり!
ノリオさんの煽りもよかったけれど、この日のMCノブリュウさんはいつもと一味違う煽りをかましてきましたよね。
「みんな!そんな小さな声でいいの?」
なんといってもこの人が、ホームでの勝利を一番望んでいるんでしょう。
今夜こそ勝つペッキア!
試合は序盤からアビスパが栃木を圧倒、
前に前に、
ゴールへゴールへ、
リトリートする栃木をアグレッシブに攻め立てます。
なんといっても中盤に入った城後の奮闘が目覚ましい。
必要なポジションへと移動しながら、危険な芽を摘み取っていきます。
大量得点さえ予感するような出来のアビスパでしたが栃木も粘り強く守り、前半は両チームともにゴールは生れず。
後半のゴールラッシュを予想して席をホームよりに移動するわたし。(^_^;)
予感的中!後半開始早々、いきなりビッグチャンスが来ました!
きっと積極的に攻める意識が石津をドリブルへと駆り立てたのでしょう。価千金のPKを獲得!
PKにはいろいろとイヤな記憶もあるのですが…
トラウマ払拭!
やっと、
やっと決めた博多の森でのゴール。
そして待望の初ゴールからわずか三分後に再び博多の森に歓喜が訪れました。
コーナーキックが大外に流れ、草民から放たれたグランダーのシュートは…
詰めた實藤の押し出しに弾んで見事にゴール!
あれだけ待ち望んだゴールが、
あっさりと短時間で、しかも2点。
スタンドには喜びを爆発させたサポーターの雄叫びが響き渡ります。
ならば負けじと守護神、セランテスもこのビッグセーブでチームをピンチから救います。
ドンヒョンの存在はとてつもなく大きい、強さを巧さを兼ね備えたいまやアビスパの大黒柱。
やや疲れが見え始めたあたりから栃木のカウンターを受ける場面が増えてきたアビスパ。
栃木は10番と14番の選手がよかったですね~。
二人で運んで豪快なミドルシュート、跳ねたところを押し込んでゴール。
アビスパにとっては痛い失点でしたが、そのまま悪い流れにまではいかなかったところがよかった。
ここでも獅子奮迅したのは城後、上下に激しく動いては栃木の波状攻撃を迎え撃ちます。その勢いは試合終了までとどまるところを知りませんでしたね。
あとは森本らベテランがしっかりと試合をクローズ、ホームでの初勝利をようやく勝ち取りました!
やっと勝てた…。
これほど格別に感じる勝利も久しぶり。
何よりも選手の、そしてチームの成長が見て取れるのがうれしい。
まさに城後が先陣を切ることによってつかんだ勝利!
これまでのネガティブな感情を帳消しにするような胸のすく試合でした。
もちろんやるべき課題はまだまだ多い。
完勝というにはほど遠い試合内容、
後半の陣形の間延びは監督がもっとものぞまない形でもあったはず。
それでもこに試合は勝ちにふさわしかったと思います。
やっとそのスタイルを積極的に押し出して勝てるようになった。
そんなファビオアビスパの等身大の成長がいまは一番楽しい。
次は難敵をアウェイで、
ベストを尽くして勝ちましょう。
がんばれ!
アビスパ福岡!
出来ることならばオレの枝さんに会いたかったなぁ。
がんばれ!枝村匠馬!
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