今日こそは、だれもが信じた徳島戦でしたが結果は出なかった。

5バックで重心を低くする戦い方だから先制点だけは与えたくない。自信のなさからでしょうか、パス回しは消極的に…

ピンチは少ないが、チャンスはそれ以上に少ない。サポーターのフラストレーションもピークに達する、そんな徳島戦でした。

それはともかく、スポンサーさまの不満はいかほどなものでしょう。

見目麗しき浴衣ガールも、レベスタでの勝利を信じてタスキ掛け！

もはや暴動が起きてもおかしくないような成績ですが、みんなクラブの事情を飲み込んで必死に耐えている。それに応えられるのはアビスパの勝利、そして選手たちの勇気あるプレーだけ。

そんな事情を知ってか知らずか、スタジアムのすべてを包み込むキレイな夕日。

試合開始から、序盤は積極的に攻めていたアビスパ。

相手ゴールに肉迫して、惜しいチャンスもありました。

その後は一進一退、お互いにネガを消し合っているような展開。

今や攻撃の生命線は前川大河、彼の動きから目が離せない。

分厚い守り…

守備の生命線はもちろん3バックのセンター篠原。
大きな声でラインをコントロール、吉本の退団で大きな成長を見せてくれています。

中盤の落ち着き、ジュンに求めたいのはそれ。

前半37分、それは一瞬の出来事でした。

無用意な状態からロングボールを裏に入れられて、

徳島の鮮やかなカウンター攻撃。

万事休す…絶対に与えてはいけない先制点となってしまいました。

うまく守っていたはずなのに。

0-1のままで前半終了。

誤字にも負けず、気を取り直して後半へ。

まずは同点に追いつこう！

後半頭から山田に替えてドゥジェ投入、この交代の意図がシロウトにはよくわかりませんでした。

加藤の加入が大きい。不安定だった中盤の建て直しに大きく貢献、その加藤による試合中の印象的なシーンがありました。

前線に繋がらない攻撃に業を煮やしたのか、前にパスを出すよう必死に指示する加藤。しかし横パスやバックパスに終始してしまうアビスパ。選手の能力、そしてゴールまでの道筋と設計図の選択肢が足りないのでしょう。

ゴール前のピンチはジョンがすべて刈り取る！
彼の孤軍奮闘に何とか、何とか応えたい。

打開するべく、懸命にサイドを切り裂く石原。

しかし単騎で突破できるほど甘くはない。

ならばセットプレーで、

そこもなかなか決まらない。

それでも試合の終盤にかけてレベスタ大声援の後押しを受けて果敢に攻め込むアビスパ。

キングの激走もことごとく敵の守備陣に止められる。

走れ！木戸！

回せ！ジュン！

止めろ！ジョン！

全員で最後の力をふりしぼって相手ゴールを目指しますが、ゲームをクローズしようとする徳島の壁をどうしても崩すことが出来ない。

結局そのまま試合終了。

またしてもホームで勝てず。

ふがいない結果に対してスタンドからはきびしい声が飛ぶ。

勝ちたくない選手などひとりもいない。

悔しい。


それでもシーズンはまだまだ続く。

今必要なものは、残留のために積み上げるひとつでも多い勝ち点だけ。次の試合も目指すものは同じこと。

まずは勝ち点を！

次もがんばれ！

アビスパ福岡！

オマケはオッサンの戯言など…

楽しいセレモニー、早くみんなでやれるといいね！