2023年 中3の1学期


01. 目指す高校は。。。

ここまで微妙に隠した感じで記事を作っております。本人は記事を作っている2024年の4月から高校生になるので、そこはぼやかしたままにさせていただきたいと思います。

中学受験に合格した者のその某地方国立大学附属中学への進学を辞退し、仲の良い友人と一緒に地元の公立中学校に進学することを選んだ娘。結果、小5・小6の頃に体験したのと同様、楽しさもありながら苦しさも多い日々が始まることになります。

毎週末の塾の帰り、私が運転する車中は我が子と2人で話をする貴重な時間。小学校1年生で塾に通い始めてはいますが、そんな2人の時間の中でようやく大人びた話ができるようになったのはやはり中学生になってからだったりもします。大人びている方だと思うので、小学生の頃も十分にしっかりした会話はできていたと思いますが、いろんな経験をし、いろんなことを考え、親の圧にも負けずに堂々と自分の意見や考えを言えるようになったのはやはり中学生になってからです。

そんな車中での会話の中だったと記憶していますが、ある時に我が子が言ったセリフが「やっぱり合格した附属中学に行けばよかった。附属中学に行っていれば今抱えている問題が全部なくなるわけではないと思うけれども、今ほどひどいことにはならなかったんじゃないかと思う。」というほど今の学校でうまくいかないことが多かったようなのですね(それも経験だと思うのですが)。

だから次は間違わない。絶対に〇〇高校の理数科に行く。地元の高校にはいかない。」と。「〇〇高校」とは県内トップの高校です。県内トップ高校の理数科ですからトップのトップです。公立高校で理数科があって、そこが県内のトップであるとなるとそれなりに限られますが特定までは至らないと思うのでそこまで書いておきたいと思います。

ということで、中学1年~2年の初めの頃だったと思いますが、我が子は高らかに「県内トップ高校理数科を目指す」ことを宣言したのでした。

02. 課題は通知表

我が子、いよいよ受験生になったことで(以前からわかっていたことではあるのですが)弱点と言いますか、課題がはっきりしてきます。それは内申点=通知表。目指している高校理数科は県内の精鋭が集まる学校ですから、中学校の通知表なんてオール5を取っているような、中学校に1人とか2人しかいないような俊英が一斉に受験することになります。

そんな中、我が子の通知表は5科目はオール5だがそれ以外の4科目が3か4という微妙なライン。5段階9科目45点満点では、中1が40、中2が41と悪くないけれども目指す高校の受験生としては物足りないもの。

これまでも何度も口酸っぱく言ってきてはいたのですが、本人は(誰に似たのか)超楽観視していて、「精いっぱいやってこれだからこれ以上は無理」なんてさらって言ってのけていましたし、「本番で点取れればいいんでしょう?」なんてセリフを吐くこともありました。そのたびに怒りをこらえて諭すのですがどこ吹く風。

それも中3になって現実が近づいてきたところでようやく危機感を持ったようです(遅いですけどね!)。吹奏楽部であるくせに音楽が3だったのですがこれが4に。美術と技術も3だったり4だったりしていたのが4に。吹奏楽部なのに?体育で5を取るという頑張り。体育祭の実行委員に立候補するなど、苦手なことにも取り組むなど先生へのアピールを必死でやった結果、1学期の通知表は42となり、生活関係の評価も高まりました。

これをもって親としても「もう無理と言っていたけれども、ちゃんとやればちゃんと評価されるだろう?」と今までの思いを改めてぶつけることができたわけです。

03. 各種テストと模試

ということで、課題であった通知表で改善がみられた我が子。5科目のテストはよい状態をキープします。

  • 中3の1学期定期テストは1位

  • 全県模試順位で春4位、5月6位、7月8位、8月2位
    ※これまでの塾の模試と違って中3になって受ける模試は一般生や他塾生も含まれますので、そこでもこの位置取りをキープできるのは立派でした。

以前にも書きましたが、国数英に全振りしてきた我が子ですから、理科と社会は苦戦するだろうと思っていたのですが、本人曰く「定期テスト勉強で教科書をしっかり読んでワーク5周するくらいがっつりやってきていたから、模試の問題くらいなら簡単」とのこと。恐れ入りました。親、見る目がないなぁ・・・塾屋なのに・・・。

04. 全国統一中学生テスト by 東進

東進中学ネットで数学の先取りをずっと進めてきた我が子、1つの目標はこの5月?6月?に行われる全国統一テストで「特待生」をゲットすること。我が家の家計には非常にありがたい。

良い成績を取ってくれてはいますが、首都圏や都市部のガチ勢に比べると学習量では劣っているのが現状、果たしてどこまで食いついていけるか、というところでしたが、「国語153,数学174,英語189で390位(12057名中)」という結果。数学の偏差値69.4で無事特待生に合格してくれました。よくやってくれた!

ということで中3のここまでもまだまだ順調に進んでいます。小学校1年生から紆余曲折ありながら、しっかりと積み重ねてきたものが成果に出ているといってよいでしょう。

中3の2学期に続きます。

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