【napo_fitness】トレーニング総論⑦ ゴールドジムから初心者向けジムに転籍してみた結果!


こんにちは。肉のおにいさんだよ~(『ダンベル何キロ持てる?』より)

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2019年9月を以て、2年間通ったシルバーマンジム…じゃなかった、ゴールドジムを退会しました。
ゴールドジム自体に不満は全くありませんでした。9月で会員更新することもできたのですが、諸事情により一ヶ月だけ通えるジムがよかったため、泣く泣く大腿…じゃなかった、代替のジムを探す羽目になりました。

現在は新しいジムに通っていて、実はゴールドジム以外の民営ジムに通ったことがなかったため、いろいろ発見がありました。

以前にもジム比較は少し書いたのですが、今回はさらに深堀りして、
探すときに比較したポイントやゴールドジムとの差分等も含めて報告していこうと思います!


●検討の経緯

下記の3条件で検討した結果、コナミスポーツクラブさんに一ヶ月お世話になることになりました。

・自宅からチャリ圏内であること
・一ヶ月のみ入会できること
・最低限の設備があること

コナミさんは一ヶ月で10,500円くらいでした。
ゴールドジムの月会費は約12,000-13,000円だったと思うので、10%程度安いということになります。


・自宅からチャリ圏内であること
ジムの立地というのは非常に大事になってきます。片道20分も30分もかかるようでは、日常使いできません。

今回検討したのは、
 エニタイムフィットネス
 NASスポーツクラブ
 ジョイフィット
 セントラルスポーツ
 コナミスポーツクラブ
の5種類でした。


・一ヶ月のみ入会できること
今回最重要視したポイントかつ、コナミさん以外はこのポイントを満たさないため門前払いでした。

というのも、ゴールドジムは会員の延長が半年単位で、一ヶ月のみ利用する場合は先に半年分の会費を支払い、途中退会という形で返金対応するという制度でした。
上記の方法で続けてもよかったのですが、せっかくなので他のジムも見てみたくなり、今回退会することにしました。

NASスポーツクラブは一ヶ月のみだと入会キャンペーンが使えず、入会金が8000円かかるので却下。

エニタイムは謎に新規会員募集を停止中と言われました。エニタイムの良さは24時間365日世界中の店舗が使い放題なのですが、入会から一ヶ月経つまでは入会した店舗しか利用できないようなので、優先度が低かったかもしれません。入会金(セキュリティカード料だったかな)も5000円くらいかかるみたいだし。

ジョイフィットとセントラルスポーツは、入会時に最低2-3ヶ月分の会費を前払いしなければいけませんでした。


よく考えなくても、このシステムって顧客に全くメリットがないんですよね…。携帯キャリアの違約金みたいな制度ですよね。携帯キャリアと違ってジムは人を選ぶので、入会のハードルを無駄に上げてるだけなんだよなあ…。

比較するわけではないですが、海外だとジムによっては1week会員や30days会員のような選択肢があったりします。
観光客や短期出張のビジネスマンにも優しく、現地の人も、短期間で入会して合わなかったら辞めることもできるので、顧客目線に立った良いシステムだなあと思います(比較してるやん)。


・最低限の設備があること

最低限の設備とはいっても、筆者のトレーニングは基本バーベルとダンベルとインクラインベンチがあれば完結するのでそこまで大層な設備は必要ありません。千代田区スポーツセンターなんかは公共施設にしてはかなり良いジムです。
詳しくはメリット・デメリットで言及していきます。



●コナミスポーツクラブのメリット・デメリット

コナミスポーツクラブさんに入会して2週間が経とうとしており、ゴールドジムとの違いがいろいろと見えてきたので感想を述べていこうと思います。


 メリット①フリーウエイトエリアが空いている

コナミさんの客層は、主に50代くらいのおばさんとおじさんです。たまに30代くらいの男性がいます。
おばさんとおじさんはちょっとマシンをやったりランニングマシンで走ったりする程度なので、基本的にフリーウエイトが空いています。
パワーラックは15分の制限がついており、アップを含めたら2セットくらいしかできないのですが、たいてい後に待っている人はいないので15分制限の意味があるのかと疑問に思います笑

そこで言いたいのが、

皆さん、フリーウエイトをやりましょう。

「別にボディビルダーになりたい訳じゃないし、ボディビルダーと同じトレーニングはしたくない…」
という声を聞きますが、果たして本当にそうでしょうか。

確かに、ボディビルダーと同じトレーニングの内容・重量・頻度、食事の内容・量・頻度を10数年間に渡ってやればボディビルダーと同じ身体になれるかもしれません(それでも、“かも”程度です)。

ですが、ボディビルダーのメニューを真似ただけで同じ結果になるほど、この世界は単純ではありません。同時に、彼らの経験と結果で証明されているトレーニング(≒フリーウエイトで重量を求めていくこと)をやることほど、筋肥大への近道はありません。
筋肉がないからマシンをやるのではなく、マシンをやっているからいつまでも筋肉がつかないのです。

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スクワット227.5kgを23回挙げた伝説のボディビルダー、トムプラッツ先生もこう仰っています。
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ということで話が逸れましたが、初心者向けジムは意外と空いているというのが一つ目のメリットです。


 メリット②スタジオプログラムが充実している

コナミさんはジムの横にスタジオがあり、毎日いろいろなプログラムが行われているようです。
その中でも目を引いたのが、リズムに合わせてバーベルでいろいろなエクササイズをする、サーキットトレーニングのようなプログラムでした。

重量が軽く、連続的な運動なので筋肥大には繋がりにくいと思いますが、
HIIT要素があるのでダイエット効果があること、いろいろなエクササイズの名前とやり方を覚えることができるのが良い点だと感じます。


例えば、筆者が以前に書いたトレーニングメニューの記事で、メニューの名前を見てもよくわからないという人なんかにはかなり勉強になると思います。
「ランジ!ショルダープレス!アップライトロー!」と、トレーナーさんの小気味いい声が響いていました。

もう一つ良い点として、スタジオプログラムでは同じくらいのレベルの人が10-20人程度集まって運動をするので、一人ではなかなか追い込めない人にもおすすめです。
筆者はオタクなので一人で淡々とその道を追究するのが好きですが、世の中には「人とふれあいながらのほうが頑張れる人」が存在します。スタジオプログラムは、そういうシチュエーションのほうが頑張れる人には向いているといえるでしょう。


 デメリット①なんだかんだ設備には不満が残る

筆者のトレーニングは基本バーベルとダンベルとインクラインベンチがあれば完結するのでそこまで大層な設備は必要ないとは言いましたが、それでも設備には不満が残ります。

1.バーベルの種類
バーベルの種類なんてマニアックな、、、と思われるかもしれませんがかなり大事なポイントです。
大抵のバーベルには真ん中に滑り止めがついているのですが、コナミさんのバーベルはつるつるのタイプでした。これでは高重量でスクワットをする際にバーベルが滑って危ない…。
トレーナーさんに指摘してはみましたが、大手ってこういうところなかなか動かなさそうなイメージがあります…。

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いつも行っているジムのシャフト。バーの真ん中がつるつる…
シャフトにもいろいろ種類があります。右上の画像を見ればわかるように、どんなシャフトでも真ん中には必ず滑り止めがついている…はずなのです。


2.重量が足りない!
パワーラックのウエイトを全部足しても、158.8kgでした。中級者がスクワットやデッドリフトでセットを組むには足りますが、最大重量にチャレンジするには少し足りません。

ダンベルの最大重量は32kg。高重量のダンベルプレスやローイングをするのには足りません。
ゴールドジムみたく上級者向けに80kgのダンベルを置けとまでは言いませんが、40kgくらいはないと中級者には物足りないかなと思います。

3.ラッドプルダウンのアタッチメント
パラレルバーやMAGグリップを置けなどという贅沢は言いませんが、さすがに普通のバーくらいは置いてほしいです。。このアタッチメント、太くてパワーグリップ巻いたら握りにくいし、完全収縮するときに邪魔だし意味不明すぎる…。

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4.マシンも充実しているとは言い難い
バーベルやダンベルだけでなく、置いてあるマシンも高校の体育館にあるような前時代的なマシンばかりでした。

特に45度レッグプレスは個人的に脚のバルクをつけるのに一番良いエクササイズだと思っているので、必須級で欲しいですね…。
それと筆者イチオシのメーカーであるハンマーストレングス社のマシンは当然一台もなく(ハンマーストレングスマシンに関してはいつか記事にします!)。

だからこそいかにフリーウエイトで効率的なトレーニングをするかが試されるのですが、トレーナーさんは初心者にひたすらマシントレーニングをすすめていました。。。

 デメリット②休館日がある


コナミさんは毎週水曜日が定休日となっています。が、これが不便。
もちろん労働環境は大切ですから従業員の方にもお休みは必要でしょうが、ことジムにおいては定休日という概念をなくしてほしい。。。

というのも、筆者は2-3日トレーニングして1日休む、というルーティンを採用しているので、毎週決まった曜日に休む訳ではないのです。

ちなみに今月22日(祝)もお休みと書いてありました。
最近は夜間無人の24時間ジムも増えてきているので、競争という意味で定休日を設けているジムは衰退するんじゃないかなあ。
前述のセントラルスポーツが一日500円体験をやっているみたいなので、コナミさんが休みでどうしてもトレーニングしたい日はそっちに行ってみます。


 デメリット③トレーナーの質

筆者はあまりジムのトレーナーを活用しないので気にしませんが、初心者向けだからこそ、トレーナーはきちんとしていたほうが安心だと思いませんか?
見た感じ、日頃からトレーニングしていそうなトレーナーさんは半分以下くらいでした…。

少し前の京都新聞で、中学校の英語教諭のTOEIC平均点が580点だったことが報道されました。TOEICは直接の英語力と関係がないとは言いますが、それでもTOEIC580点の人にお金を払って英語を教わりたい人はなかなかいないと思います。
皆さんは、あくまで仕事としてトレーナーをやっていてベンチプレスが100kg挙がらない人と、トレーニングが好きで好きで仕方なくて毎晩バーベルと一緒に寝ている人、どちらにトレーニングを教わりたいですか?


●終わりに


今回はコナミスポーツクラブを使用した感想についてお話しました。

ゴールドジムと比べると月々1,000円ちょっと安いのは事実ですが、
中途半端なサプリを月1,000円買うくらいなら、設備の良いジムに投資したほうがいいと個人的には感じました。

しかし改善点があるということは伸びしろがあるということですので、大手フィットネスジムが今後のフィットネスブームに乗っていけるのか楽しみに見ていようと思います(謎の上から目線)。

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一ヶ月だったので全然気にしていませんが(空いてるからストレスフリーだし!)、ジムを決めるときはこの記事を参考にしつつ、じっくりと検討してみてください!


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