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【python】MAC環境変数の設定について備忘録

ある日、PythonをMACにインストールしようと思いつき、以下Progate様の記事を参考にしていたところ、環境変数設定でやらかしてしまったため、その備忘録を記します。

3. pyenvのインストールの環境設定

次の章でpyenvを使用してPythonをインストールするのですが、その前にインストールしたpyenvの設定をしておきましょう。
次のコマンドを実行してください。 以下のコマンドを実行すると、pyenvの初期化の設定を.zshrcファイルに書き込むことができます。

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc

続いて次のコマンドを実行してください。 以下のコマンドを実行すると、.zshrcファイルの設定を反映させることができます。

source ~/.zshrc

これらのコマンドは、実行しても特に何も表示されません。

https://prog-8.com/docs/python-env

さてさて、第三章までは順調にやってきたのですが、コマンドを実行していくとおかしくなりました。

ターミナル上に例えば、「pyenv --v」
を入力してみると、
「zsh: command not found: pyenv」(pyenvなんかワシ知らんぞ)
とエラーを吐きやがります。

他にも色々なコマンドを知らんと言ってきます。
急にパソコン君アホになった?

いえいえそんなことはありません。
先ほどの環境変数を変更するコマンドに誤りがあるのです。
ほら、さっきのもコピペせず手入力したでしょ。

環境変数を手動でいじる


環境変数は、ターミナル上で実行されるコマンドのソースファイルの場所(パス)であり、それを保存しているのが「.zshrc」です。(zshのシェルの場合)

とりあえずこのファイルをオープンしましょう。
以下のコマンドをターミナルに入力ください。(コピペすること)

open ~/.zshrc

なんかでたでしょ。
その子が「.zshrc」ファイルです。

このファイルの記述内容は上から順に実行され、同じ設定の場合上書きされていきます。

さて、その中身に

eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"

を加えてください。
なんのこっちゃない、先ほど参照していたProgateのサイトの実行コマンドの中身を手動で追加しているだけです。
もちろん必要なコードが含まれている場合もあるので、既存ファイルの最終行に追加してもらえれば良いと思います

command + S

を押して先ほどの編集内容を保存します。

この状態でターミナルに戻っても先ほどの編集内容が適用されていないので、
「pyenv --v」
を入力しても
「zsh: command not found: pyenv」(pyenvなんかワシ知らんぞ)
が返ってくるはずです。

そこでターミナルに次のコマンドを入力ください。

source ~/.zshrc

ターミナルが一瞬再起動したような状態になり、変更が適用されます。

お待たせしました。

「pyenv --v」
を入力すると正しくバージョンが表示されましたでしょうか。

これで解決された方はおめでとうございます。
そうでない方は申し訳ありません。
またGoogle先生にお伺いをお願いいたします。

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