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工房楔 ペンシル楔 ハワイアンコア

怒涛の連続投稿2本目です。全部単体紹介はきついなあと思いつつ、けれど、筆箱紹介もこの前したし、あんま中身変わってないし、購入品紹介もものあんま買ってないしで悩みますね。買ったものは一応あるんですが、あまり面白くないものばかりなので、する意味はあるのかと思う所存です。


概要

このペンは、楔と書いてせつと読みますで有名な工房楔さんが製作されたペンです。工房楔さんは杢に大変こだわった文具やインテリアなどを作る工房さんです。近頃はペンを中心に制作されています。工房楔さんは本当に杢にこだわっていて、1つ1つのペンに大変綺麗な杢が出ています。

良い点

良い点は杢が美しいという点と実用性があるという点です。

杢が美しい

さすが工房楔さんというだけあって杢が素晴らしいです。私のペンは、ハワイアンコアの縮み杢で、みる場所によってゆらゆらと移り変わる杢が特徴で綺麗な茶色の軸です。木軸なのでグリップ感も良く、手汗をかく人でも安心して使用することができます。木軸は経年変化もするので使っていくごとに色が変わっていき、勉強するモチベにも繋がります。

実用性がある

このペンは他の木軸ペンと比べても軽量で、約20gとなっていて、さらに少し太めの軸になっているのでガシガシ書くことができます。さらに、このペンにはカスタム要素が多くあり、0.3、0.5、0.7、0.9、1.3、2.0と芯系の選択の幅が多くあります。0.5mmのものには固定式口金とスライドパイプverがあります。なので、自分に合ったものにカスタムすることができます。私は0.5mmの固定式口金を使っています。

悪い点

悪い点は、高価という点と機構が不安定という点です。

高価

このペンは、高価です。木の種類にもよりますが、大体1万弱〜5万くらいの値段になっています。固定式口金も800円となっていて、なかなかの値段になっています。けれど、杢のクオリティーなどから考えれば値段相応のものになっていると思います。さすがに5万は高すぎますが。

機構が不安定

オリジナルの機構

このペンの内部機構は安定性がなく、芯の出る量がばらばらだったり、芯が機構の中で折れることなどがあります。特に、口金の戻り止めゴムが、分解すると高頻度で取れます。入れ直すのがなかなかめんどくさいので、ストレスです。また、書いている時に内部機構のねじが緩んでノックができなくなる時があります。しかし、普通に書いている分にはあまり起きない不具合なので、気にしすぎなくても良いかもしれません。

総評

良いペンです。カスタムの幅も多く、握りやすい太軸にぴったりの重量と、バランスのよいペンです。機構が不安定だったりもしますが、そんなに気になるほどのものでもありません。ぜひイベントに行って買ってみてください。

結び

この記事を書いていたら、このペンを使いたくなってきました。次の筆箱紹介をするときにはこいつがいるかもしれません。0.7のメカ買って使ってみたいなとも思いつつ。この記事を書いていて思ったのは、noteを見ている人とこのペンの紹介がみたい人が全然マッチしていないんじゃないかと。そんなことを思いながらこの記事は終わりにします。次は工房楔のグラッソについて書こうかな。では。


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