見出し画像

【USER'S REPORT】風景写真家 : 中西敏貴

画像1

【プロフィール】
1971年大阪生まれ。独学で写真を学びながら1990年頃より北海道へ通い続け、2012年に美瑛町に移住。光を強く意識した風景作品を主軸に、自然の中に日本の伝統的な造形美を見出す表現にも取り組んでいる。2016年にBS朝日「The Photographers3」でも紹介されたほか、NHKの番組などでも取り上げられている。作品は写真展や写真集で精力的に発表しているほか、カメラメーカーの広告、各種雑誌、企業カレンダーなどにも作品を提供している。

【使用機材】

100mm K-SeriesフィルターホルダーKit Mark II
100x150mm K-SeriesハードGND8 マグネットフレーム付き
100x150mm K-SeriesリバースGND4 マグネットフレーム付き
100mm K-Series ドロップイン CPL/ND1000フィルター

【著作】
だから、写真で生きていく 辺境の地 移住者のまなざし
中西敏貴写真集 カムイ

スクリーンショット 2022-03-21 17.11.59


【USERインタビュー】H&Y製品の使用感、使う際のメリット、魅力は何でしょうか。

まず、最大の特徴としてやはりマグネット内蔵のフレーム。フレームがフィルターを囲んでいることで何時でも"片手で"簡単に着け外しやフィルターの位置調整ができる点が非常に利便性が高いです。

一方で、従来の角形フィルターはホルダーに挿入してフィルターを固定する必要があった為、着け外しや位置調整の際、両手で上から強く押す必要がありました。

画像4

さらにフィルターについて言いますと、フィルター本体がフレームで覆われているおかげで、基本的にはそれをつまんで着け外しや位置調整が行えます。つまり指紋等の汚れがつかず、手を煩わせません。

角形フィルターの悩みどころとして、指紋の付着問題が常に付き纏っていましたが、これで解決です。

一方で、マグネットのみでフィルターがホルダーに付いていることは当初、不安材料でした。しかし、これは全く問題ないと断言できます。

このK-Seriesフィルターホルダーはマグネットで装着した上、さらにホルダーに搭載されたフィルターストッパー(画像赤丸部分)の溝がフィルターを覆うような形でしっかりと固定できます。特に現行品であるK-Series フィルターホルダー Mark IIは、ネジのみでの固定であった初期型と比べて固定力が強い為おすすめです。


画像3

また、これまで多くの方が紹介済みだと思いますがH&YのハーフNDフィルター(GNDフィルター)はゴリラガラスであるので、仮に落としたりしても、また通常使用上に於いても傷や破損の心配が大幅に減りました。

プロ写真家にとって、1枚の写真を撮るための手数をいかに減らせるかは重要なテーマです。特に風景写真においては、太陽の位置やそれに伴う影の変化などは刻一刻を争うものであり自然は悠長に待ってなどくれません。

そのようなフィールドの中で自身が思い描いた写真のイメージを創造する為には、フィルターを着け外したり、調整したり次々と撮影のサイクルを回す必要があります。

H&Y製品はこれまで紹介した優位的な技術とインターフェースでそのサイクルの邪魔をせず、フォトグラファーのテンポを奪わない素晴らしい製品です。

さらに詳しい解説はこちら↓