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同じものを提案するということ

こんばんは、山下珈琲店です。

もうすぐnoteの連続更新が100日を迎えます。
1,000字前後の記事を書いているとあれ?前にも書いた?ということが多々あります。でも全て見返す時間もないしなーと考えている時に、前職でスタッフに話した自分の言葉を思い出しました。

百貨店で販売業務に携わっていると、販売員は動的待機の中でディプレイ品を頻繁に触ります。この時に新しいものに変えたり、気温が低ければ暖かな色合いに変えたり。その中でひとつアパレル販売員ならではの癖があります。
それは定番の商品に見慣れているため、しっかりと売れるものを置く序列が下がってしまう、もしくはストックの肥やしになること。ひとつのブランドにおける売れ筋のパーセンテージは全アイテムの10%に満たないことが多いですが、その数少ないベストセラー商品で売り上げの80%を作り出しています。
つまり販売員の飽きという感覚でディスプレイを行うと販売額は下がってしまいます。そして一番大切なのは足を運んでくださるお客様は年に数年に一度の方かもしれないということです。毎週、毎月来て頂ける方ももちろん大切ですが、その時だけご縁のある方、久しぶりにお越し頂く方にもお勧めするものがちゃんと伝わることも必要です。
こういう柱になる考えがしっかり店頭に現れているお店が、リーマンやコロナ禍でもブレずに会社を支えました。

この考えを思い出し、私も前に書いたかもと恥ずかしくならずにその時々に自分自身が感じたまま大切にしている思いを言語化出来ればいいなと考えています。

音楽が聴くときの立場や環境で異なって聞こえるように、このnoteも姿形を変えていけたらいいなと思います。

本日もお読み頂きありがとうございました。
たくさん記事を書いていてどれを出すか迷っていたらこんな時間。

ご支援いただきありがとうございます。 ご来店頂いた方だけでなく、住んでいる場所を問わずに人々が繋がることの出来る珈琲店実現に向け頑張ります。