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宝塚シャルソン誕生秘話などなど

これは、ご当地シャルソン協会のアドベントカレンダー(http://www.adventar.org/calendars/656)の
企画で書いています。
"ご当地シャルソンって何?"という方は、まずこちらのご当地シャルソン協会のサイトを見てくださいね。


ここから本文です。

今日は2014年6月8日に開催した宝塚シャルソンの誕生秘話などについて書いてみる。

2013年2月、シャルソンとの偶然の出会い
深夜、仕事を終えて家に帰ってきて、普段あまり見ないテレビのスイッチを、その日はなぜかポチッとした。

ぼ〜っとテレビを眺めていたら、楽しそうな映像が目に飛び込んできた。緑色のTシャツを着た人達が、なにやらとても楽しそうに走っている。いや、歩いているし、ビールも美味しそうに飲んじゃってる。なんじゃこりゃ?シャルソン?エア乾杯?スタートもコースも自由って…。「これ、めっちゃおもしろそうやん! 」直感的にそう思った。

このとき偶然見ていたのがNHKの『コネクト』という番組で、ちょうど世田谷シャルソンが紹介されていたのだ。あの日、テレビをポチッとしていなかったら、こんなに楽しいイベントに出逢っていなかったかもしれない。少なくとも自分で開催することはなかったはずだ。

「めったに見ないテレビでこんなおもろいもん見つけるなんて、これは偶然ではなく運命の出会いやわ」などと、勝手に思い込み、番組を見終えると、すぐにネットでシャルソンについて調べてみた。するとまぁ、各地のシャルソンの楽しそうな写真がいっぱい出てくる、出てくる…。

少し前に走った宝塚ハーフマラソンが期待はずれだったこともあり、「シャルソンを宝塚でも開催したい!」という熱い気持ちが一気にこみ上げてきた。

そして、さらなる出会い
 
開催したい!と思ったものの、なーんのコネもない。誰かを巻き込まねば、とネットでウロウロ探していると、これまた偶然、いや何かに導かれるようにして、一般社団法人宝塚まち遊び委員会というユニークな団体に出会った。

さっそくコンタクトを取り、まだ参加したこともないシャルソンについて熱く熱く語ると、トントン拍子でやってみましょうということに。企画を持ち込んだのは2013年4月だったが、2014年が宝塚トリプル周年(宝塚歌劇100年、市政60年、手塚治虫記念館20年)なので、宝塚市が盛り上がっているときに開催しちゃえということで2014年の開催にした。

その前に神戸シャルソンに参加
2013年11月、ワクワクしながら初めてシャルソンに参加した。このときの体験が、シャルソン開催の大きな原動力になった。楽しかった思い出をあげればキリがないが、三ノ宮の給〇ポイントでランチを済ませて、お店を出ようとしたときにオーナーさんから「これからゴールまでまだまだ長い距離だから疲労回復に」とサプライズでいただいたお土産が一番印象に残っている。

一瞬でこのお店のファンになり、その後、仕事で神戸に行ったときに、お礼も兼ねて友人を連れて立ち寄った。こうして人の輪が広がっていくんだなぁ。これもシャルソンの一つの醍醐味なのだ。この感動をぜひ、宝塚の人にも体験してほしい。シャルソン開催への想いは強くなる一方だった。

また、神戸シャルソンの主催者であるパクチー農家もりたんぼの森田さんから教えていただいたシャルソン運営ノウハウは大変役に立った。ご自身の開催経験にもとづいて、微に入り細を穿ったアドバイスをいただいた。初めてシャルソンを運営する僕たちにとっては本当にありがたいものだった。こういうつながりもシャルソンを開催しなければ得られなかっただろう。

そして当日
2014年6月8日。過去30年間の梅雨入り日を調べて開催日を決めた甲斐もあってか、当日は快晴!まぁ、当日の楽しさについては、百聞は一見に如かずなのでフェイスブックページの投稿をゆっくりご覧あれ。

ちなみに、この日はシャルソン史上初の2カ所同時開催(宝塚と葛飾)。ゴール後、両方のパーティ会場をネットで中継して、葛飾シャルソンの皆さんとエア乾杯をした。これぞSNSを活用したイベントならでは。「アンドレ〜」、「オスカル〜」の掛け声でおこなった乾杯は大いに盛り上がった。

Tシャツのデザインも好評だった。宝塚で活躍している切り絵作家(切り絵ンジェル)のChoKiMaKiさんのデザインで、宝塚の様々な名所が切り絵で描かれているのだ。彼女とは、宝塚まち遊び委員会を通じて知り合った。縁とは本当に不思議なものだ。

こうしてふりかえってみると、やっぱりシャルソンって素晴らしいなと改めて思う。これだけさまざまな人と出会い、つながり、楽しめるイベントは他に見当たらない。ただ、この素晴らしさを、いくら言葉で書いても、写真で見せても、全てを十分に伝えることは難しい。シャルソンは参加して体験してこそ、目一杯に楽しめるのだ。だから僕は宝塚で第2回も開催したいし、他のシャルソンにも参加して「シャルソン最高!」と叫びたいと思っている。

そして、もっともっとシャルソンが全国各地で開催されて、シャルソンのファンが増えることを心から願っている。


明日は、野々市シャルソンの松田尚子さんが担当です。明日も読んでくださいね。

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