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「都心の竹林」~~神田岩本町・於玉湯

8月初め,ノートパソコンを買い換えるために秋葉原へGO!
それも自転車で!炎天下,なんて物好きな・・・でも好きなんですよ,靖国通りの道筋が。特に休日は空いていて,暑さよりも風切る爽快さが勝る。

さてパソコン選びは迷いに迷い,その日は下見で終了。
身体は汗びっしょり。で,どうする。銭湯しかないでしょう!

秋葉原に一番近い銭湯,それが神田岩本町の「於玉湯」
千代田区に3軒残っている貴重な一湯(「稲荷湯」「梅の湯」はすでに訪湯しています)。さて,どこだ。JR秋葉原駅,神田駅,都営新宿線岩本町駅と徒歩10分に3駅あるけれど・・・高速1号線の高架がのしかかっているので申し訳ないけれど,なにか殺風景な一帯。

発見。なんと可愛らしい店構え。

フロント,ロビーもこじんまり。
脱衣所に入って最初に目を引くのは床のフローリング飴色の輝きが見事

「東京銭湯」HPより

 へぇ~っと感心しながら目線をあげていくと,
おっと浴室の奥に巨大な「竹林」が。京都を連想させられる若竹がスクリーンに描かれている。浴室全体のタイルが黄色と黄緑のあわさったような淡い色合い(語彙力と色彩感覚が不足してすみません)で「竹林」とマッチしている。さっきまでの殺風景さを打ち消してくれる感じにしばし見いってしまいます。

(「東京銭湯」HPより)

いざ入湯。手前が洗い場,左右中央にカランが21。
奥に長方形の浴槽。シンプルな造り。
入って右すぐの「ボディーシャワー」が売りもののようだけど「故障中」で残念。立ちシャワーに扉がついていて,両サイドから噴射する感じ。お湯と水と2種類をボタンで操作するようです。
他の銭湯ではまだ見たことがない。やってみたいなぁ~。

(「ベビーキッズtv」より)

浴槽は右手からバイブラ,中央にジェットバスが2つ,
そして左手に赤いランプが怪しく光る一角が。これは「電気風呂」か?
何も書いていない。ボクは電気風呂が苦手なので,手を入れて確かめることもしたくない。

そこへ,クリカラモンモンのお兄いさんが入っていく。
「あの~」とたずねると
「あぁ違います。大丈夫ですよ」と丁寧な言葉が返ってきた。
銭湯はいいなぁ💛

湯温はどれも42℃。これくらいが好き。
なんですが・・・炎天下自転車を漕いできた自覚が足りなかった。
いつも持参のペットボトルの水は飲みほしていた。
明らかに水分不足。泣く泣く30分で撤退。準備不足を恥じるのみ。

「こちとら江戸っ子でぇ~い。長っ風呂なんてしていられるかよ」
と心の中で負け惜しみ。

「於玉湯」さん。ありがとうございます。いいお湯でした。

「於玉湯の謂れは?」とたずねたフロントの女性の方,「私はねぇ(パートだからと言いたげ)・・・でも,この辺りにお玉が池があったから,それじゃないでしょうか」と答えてくださってありがとうございました。

次回はもろもろ準備を整えてからうかがいますね。

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