片付けられない心の理由

私は書類を溜め込む
その内訳は
昔の仕事の資料

結局
過去の仕事の栄光にしがみ付いてるってこと
あと、その時に関わっていた人との思い出と
ドラマはあるよね
毎日一緒に仕事をしていると、当然
色んなことがある
…いやいや、想い出に浸っている場合ではないぞ

振り返って思う
捨てられないのは
人からすごいと思われ"そうな"何か

「えーすごいね」
「こんな事やってたの」
「こんなの作ったの」

みたいに言われたい…ってこと、だよね

捨てられないもの達が
私の気持ちをよく表しているじゃないか

それを今の流行りで
「捨てましょう」と言われても
簡単に捨てられる訳がない

事情が違う

私の「何故なら」は

今、その時を超えた自分になれていないから

何者かになりたくて
「イケル!」と思って会社を飛び出したのに
望んでいた存在になれていない自分が

過去の物を手放せないでいるんだ

なんて格好悪いこと

夢を見て
背伸びをして
大きな邪魔が入って
死にぞこなって
でも、何とか生き直せて

確かに物凄く頑張った
だから今、ここに居られている
でも、当初の目標からしたら?

ゼロからだ
いや、もう相当に遅いからマイナスから

例えば今回、この部屋と向き合うことは
単なる片付けではない
自分の心、自分の人生と向き合うこと

その先に、未来が生まれる
過去にしがみ付いていたら
未来は作れない

前へ…