「心神喪失で無罪」に疑問

いつも思うんだけどさ
残虐な凶悪犯罪を起こしておいて
「“心神喪失で無罪”と主張」はやめなよ、と

やった事はなかった事にはならないのだから。

弁護士は弁護するのがお仕事
でもその前に倫理観があるべきだ
「世の中を良くする為に」という信念も
弁護士になる前に

決して無闇に「心神喪失で無罪」を持ち出さない様にすべきだ。

犯罪者の罪の重さは危険性が高いかどうかで判断しなければならないと思う。

先ずは事実確認
本当にその人がやったのかは間違えないように
冤罪は無いようにする

次が理由
止むに止まれぬ事情があったのかどうか
ここに心身喪失も考慮される
ただし、装う者が多いので正確に見極める

最後に再犯性
今後もやる可能性が高いなら有罪で重い刑にして、これ以上の被害者が出ない様にする必要がある

何故こういう流れにならないのかな
犯罪を抑制しようという思いが無いように感じて仕方がない

罪は罪なんです。
事情があるなら罪は認めた上で情状を酌量し、病院に隔離という形にするのが妥当だと思う。

実はもっと言うと、こういう事情があるらしい。
心神喪失で無罪となっても、その後隔離病院に入院となり、危険性がある限り出られないらしい、と。
有罪でも軽い刑になってしまうより入院となって出られない方が社会の為になるという。

そうだとしたら、そこまでキッチリ伝えてほしい。
それが出来ないなら「心神喪失で無罪」という言葉だけを無闇に流さないでもらいたい。

ここまで伝えないと、心身喪失のフリをするものが増えて増えてしょうがない。
実際、凶悪犯罪を犯したのに罰を逃れようと、そういうやり方をした者が居た。

やはり、心神喪失であれなんであれ、罪は罪として有罪判決が下され、その上で病院に隔離という形にするべきだろう。
その際、罪の重さに応じて、終身刑に相当する事件に関しては、二度と社会に戻してはいけないと思う。

精神的な疾患があろうとも、被害者は存在する。
これ以上被害者を増やさない事に一役買うことすら出来なかったら、この不幸な事件をどう捉えていいかわからない。
精神疾患を抱えるものは無罪とするのはもう止めるべきなんだ。
刑法上の基本原則があるという事だが変えていく話し合いをすべきだ。

警察、弁護士、裁判所、精神病院は力を合わせて、世の中から凶悪犯罪を抑止するという大きな目的を忘れないべきた。