《請願趣旨》

　外国人労働者（外国人技能実習生）を受け入れることは、氷河期世代をはじめとした非正規雇用労働者の就業機会を圧迫するばかりでなく、劣悪な労働条件を強いられることになる外国人労働者にも失望を与え、日本の国際的な評価を下げることにつながる。そもそも外国人労働者に頼るほど人手不足になる業界というのは、その労働内容が賃金と見合っておらず、業界全体の体質改善こそ急務である。

《請願事項》

一、外国人技能実習生の制度を廃止し、外国人労
　　働者を受け入れる基準を緩和すること
一、外国人労働者の労働条件は日本の労働基準法
　　を適用すること
一、外国人労働者の意思による日本国内の就業先
　　の変更を認めること
一、外国人労働者の賃金は日本の最低賃金以上と
　　すること
一、外国人労働者の賃金から不当な天引きをおこ
　　なわないこと