華道が現代に生きる意味5 〜母の日に思う事〜
今日は母の日。
一般的には「カーネーションを送ろう」的なイメージがなぜか浸透しているが、色々聞いてるとやはりそれぞれのお母さんの好きな物を送る、いわば第2の誕生日的な扱いでプレゼントする方が多いと思います。
リンク一つで送る母の日の誕生日プレゼント
まずは華道家としての母の日に対する自分なりの答えを動画で作りました。
心に華をいける
華道家は花をいけるのが仕事ですが、心に響かないと意味がない。
花に対する見かけの美しさだけを表現するのではない。
その内側にある物、本質的な部分を人工の技巧をできるだけ避けて表現する。
母の日は「お母さんを思う日」
「思う」のが目的なのに物を「贈る」のが手段になっている。
心に花をいけよう。 それが答えでした。
心に華を
心から親しめる花、心から楽しめる花、親しみは静であり、楽しみは動である。静は心であり、動は希望である。花は静より出た動でなければならぬ。
〜生駒瓢香斎〜
これは曽祖父の言葉
花は心から出た希望である。
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